アマチュア無線

QRP(小電力)無線機器の自作に挑戦!!


CWをマスターしよう

小電力の手作り無線となれば、やはりCW運用(モールス信号による送受信) は欠かせません。
私はCW運用の資格は一応持っていますが、実際には殆ど経験がありません。 なんとももったいない話です。交信の仕方も忘れてしまいました。
そこでこの際初心に戻って、送受信の練習をすることにしました。以下、私の練習方法を御紹介します。


●受信練習に重点をおきます。

当たり前の話ではありますが、モールス符号を暗記しない事にはどうしようもありません。 アルファベットと数字は完全に暗記しておきます。

さて、めでたく暗記できたら受信練習に重点をおきます。送信は比較的楽にマスターできますが、 スムーズに受信できるようになるには時間がかかるからです。とにかく短時間でもいいですから、繰り返し練習する事。 できるだけ毎日練習する事が大切です。

A ・−
B −・・・
C −・−・
D −・・
E ・
F ・・−・
G −−・
H ・・・・
I  ・・
J ・−−−

K −・−
L ・−・・
M −−
N −・
O −−−
P ・−−・
Q −−・−
R ・−・
S ・・・
T −

U ・・−
V ・・・−
W ・−−
X −・・−
Y −・−−
Z −−・・
1 ・−−−−
2 ・・−−−
3 ・・・−−
4 ・・・・−

5 ・・・・・
6 −・・・・
7 −−・・・
8 −−−・・
9 −−−−・
0 −−−−−
? ・・−−・・
/ −・・−・
 
 

<覚えておきたい略符号(よく使うもの)>

*( )は連続して打つ意味
(AR) ・−・−・
交信に入る前に限り使用。送信の終了を示し、CQを出している局を呼ぶ時等に使う。

K   −・−
CQを出して応答を待つ時(まだ交信状態に入る前)、送信の終了を示す。

(KN) −・−−・
交信状態に入っている時の、送信終了を示す。他局に呼び出しには応答しない意味も持つ。

(BT) −・・・−
文章間の分離記号。文章の区切りに使う。

(VA) ・・・−・−
通信の完了を示す。「これで失礼します。」の意。

ES
「and」の意味で用いる。

UR
「your」の意味。

HR
「here」の略。「ここは」という意味。

TNX
「Thankyou」の略。「有り難うございました」という意味。


「了解です」という意味。

TMP
「気温」という意味。

他にも色々な略符号があります。実際の交信を聞いて、少しずつ覚えていくことにします。


●スピードはどの位?

実際の交信では、毎分80文字から100文字位のスピードで行われている事が多いようです。
もちろんそれより遅いスピードでも全然かまいません。
毎分60文字位から始めて、だんだんスピードを上げていき、 90文字位は大丈夫なように練習を積んでいきたいものです。あまり遅いスピードから始めるよりも、 ちょっと速いかなと思う位のスピードから始めるほうが良いでしょう。


●ひたすら練習あるのみ!!

受信練習は繰り返しする事が大切です。一日十五分位でいいですから、とにかく毎日続けます。
判らない符号があっても、かまわず次の符号に集中しましょう。気にして考えていると、 もう何がなんだかわからなくなって、その文字だけでなく全文を落としてしまいます。 繰り返し練習していると、だんだん何が自分の苦手とする符号か判ってきます。

聞こえてきた符号を頭の中で「トツーは・−だからAだ」なんて置き換えていたのでは、 スピードを上げる事はできません。
どんどん符号を聞ききまくって、符号の音を聞くと頭が勝手に判読してくれる位になればしめたものです。


●モールス練習器

さて、受信練習をするにはモールス符号の発生源がないといけません。
練習用CD等も市販されているようですし、実際の交信をモニターするのも良いでしょう。 他にモールス練習器なる装置も市販されています。パソコン用ソフトも出回っています。 ランダムに符号を発生させるもの、何通りかのパターンの文章を符号で発生させるもの、 色々なバリエーションがあるようです。
私は自作のマイコンキーヤーを使って練習しました。

<マイコンキーヤーで受信練習>


自作のマイコンキーヤーに符号を発生させて受信練習をしました。
このキーヤーはランダムに五文字間隔で二五六文字を発生させる事ができます。 また、苦手な符号をいくつか登録してランダム発生させる事もできます。
ウェイトコントロールも細かく設定できるので、クセのある符号もOK。 さらに何通りかの文を登録してそれを発生させる事も出来るうえ、 交信のシミュレーション機能もあってまさにいたれりつくせり。

●送信練習は結構楽

符号を暗記していれば、送信スピードのアップは結構楽にできます。 身の回りに溢れる英文字を手当たり次第キーを打って練習しましょう。
実際の交信には幾つかの略符号や専門記号がありますので、これらも忘れずに憶えておかないと、 実際の交信時において困っちゃう事になります。
また、交信の進め方には幾つかのパターンがあります。実際の交信を聞いたり入門書等を読んだりして、 これらのパターンを頭に入れて、実際に交信をしているように練習します。


●実際の交信をモニターしよう

受信練習にある程度慣れてきたら、実際の交信を聞いてみましょう。
人間技とは思えない程の速さの局や毎分40字程でノンビリ打つ局等、色々な信号が聞こえてきます。
聞いてみると、同じモールス信号でも打つ人によって結構クセがあるのが分かってきます。 こういったクセを持った信号に慣れておくのも大事です。
また、交信の流れや進め方、略符号の使い方等とても勉強になります。
更にマイクに向かってしゃべる交信と違って、微弱な電波でも結構了解できます。


●どんどん聞いてどんどん慣れよう

結局確実にマスターするには、短時間でもいいですから毎日継続して練習する事が大事なようです。 「どんどん聞いてどんどん慣れる」って事ですね。
最初は中々上手くいかずもどかしい時が続きますが、ある日スッと判るようになります。 そうなればしめたもの。練習すればするほどグングンスピードアップできます。
かく言う私も、現在進行形で頑張って練習しています。



アマチュア無線用語・俗語集

俗語         意味

アイ         アマチュア無線の電波が与える電波障害
アルコール変調    酒を飲んで運用すること
五つと一つ      シグナルレポートが51のこと
移動かける      出かける
エックス       XYLの略、奥さんのこと
強制半固定      強制半固ともいい、信号待ち停車状態
グリコ        相手の信号が弱くて受信できない状態。お手上げ。
下駄         無線機の出力をあげるために使用するパワーブースタやリニアアンプ
下駄を履かす     パワーブースタやリニアアンプを接続してパワーを上げること
コマーシャル     仕事
コマーシャルベース  勤務先の場所
ゴルフナンバー    JCGナンバー 郡番号
CQステーション    CQ呼び出しをする人
2nd          セカンドと発音、子供のこと
センター局      一人がCQ呼び出しし、他の数局が待機して交信相手を捜すとき、CQを出している局。 
チャージ       食事
チャーリーナンバー  JCCナンバー 都市番
チャンネルチェック  周波数を使用しているか確認すること
トンツー       電信
ナイトコマ      夜勤
バックに回る     CQを出す人に付いて、相手局を紹介してもらい交信すること
八方美人       無指向性アンテナ
半固定        車で駐車して運用すること。単に駐車中をさすこともある。
ヒット        ハムログにコールサイン入力して、予め用意したデータファイルに該当したこと
フレンド局      友達のアマチュア局
ペケ         XYLの略、奥さんのこと

モールス符号の覚え方

  符号の記憶方法には次のような方法があります。

音感法

 現在一番優れていると言われている方法です。テープ等の音響で「A」「・−」等と言うように繰り返し聞くことによって、自然に覚える方法です。一度覚えてしまうと弊害が無いのですが、覚えるまでに長期の時間がかかり、結局挫折してしまう人が多い。

合調法

 旧軍隊などで採用されていた方法で、「A」を「アレー」、「B」を「ボータオセ」と言うように覚える方法です。符号を覚えるのは早く、1週間もあればマスター出来るのですが、暗記受信時には合調音が記憶の妨げになることです。

視覚による方法

 単語カードの表に「・−」という字号を、裏には「A」と書いて、覚える方法です。この方法は、いったん字に書いてそれを文字に翻訳するという弊害が起こり、暗記受信の妨げになることです。

      

 ここで、おすすめは音感法です。CQ出版社などからこの手のテープが市販されています。そして、音感法でどうしても覚えきれない人は合調法で覚えてください。合調法で、1級無線通信士まで合格された人もいますから、さほど心配いりません。
合調法による欧文の覚え方表


A ・−   アレー(アレー)   

B −・・・ ボータオセ(棒倒せ)

C −・−・ シーテユート(強いて言うと)

D −・・  デースイ(泥酔)

E ・    エ(絵)

F ・・−・ フルドーグ(古道具)

G −−・  ゴージョーダ(強情だ)

H ・・・・ ハラカラ(同胞)

I ・・   イシ(石)

J ・−−− ジエーコードー(自衛行動)

K −・−  ケーシチョー(警視庁)

L ・−・・ ルロースル(流浪する)

M −−   メーメー(メーメー)

N −・   ノーフ(農夫)

O −−−  オーキーホー(大きい方)

P ・−−・ プレーボーイ(プレーボーイ)

Q −−・− キューキューシキュー(救急至急)

R ・−・  ラッキーダ(ラッキーだ)

S ・・・  ススメ(ススメ)

T −    ティー(T)

U ・・−  ウタゴー(疑う)

V ・・・− ビクトリー(ビクトリー)

W ・−−  ワヨーフー(和洋風)

X −・・− エクスレー(Xレイ)

Y −・−− ヨーシコーコー(養子孝行)

Z −−・・ ザーザーアメ(ザーザー雨)



日本のテレビジョン周波数リスト(単位MHz)
(C13〜C60はCATV用チャンネル)


チャンネル   周波数帯    BS-IF周波数
1ch      90〜96
2ch      96〜102
3ch      102〜108
C13      108〜114
C14      114〜120
C15      120〜126
C16      126〜132
C17      132〜138
C18      138〜144
C19      144〜150
C20      150〜156
C21      156〜162
C22      164〜170
4ch      170〜176
5ch      176〜182
6ch      182〜188
7ch      188〜194
8ch      192〜198
9ch      198〜204
10ch     204〜210
11ch     210〜216
12ch     216〜222
C23      222〜228
C24      230〜236
C25      236〜242
C26      242〜248
C27      248〜254
C28      252〜258
C29      258〜264
C30      264〜270
C31      270〜276
C32      276〜282
C33      282〜288
C34      288〜294
C35      294〜300
C36      300〜306
C37      306〜312
C38      312〜318
C39      318〜324
C40      324〜330
C41      330〜336
C42      336〜342
C43      342〜348
C44      348〜354
C45      354〜360
C46      360〜366
C47      366〜372
C48      372〜378
C49      378〜384
C50      384〜390
C51      390〜396
C52      396〜402
C53      402〜408
C54      408〜414
C55      414〜420
C56      420〜426
C57      426〜432
C58      432〜438
C59      438〜444
C60      444〜450
13ch     470〜476
14ch     476〜482
15ch     482〜488
16ch     488〜494
17ch     494〜500
18ch     500〜506
19ch     506〜512
20ch     512〜518
21ch     518〜524
22ch     524〜530
23ch     530〜536
24ch     536〜542
25ch     542〜548
26ch     548〜554
27ch     554〜560
28ch     560〜566
29ch     566〜572
30ch     572〜578
31ch     578〜584
32ch     584〜590
33ch     590〜596
34ch     596〜602
35ch     602〜608
36ch     608〜614
37ch     614〜620
38ch     620〜626
39ch     626〜632
40ch     632〜638
41ch     638〜644
42ch     644〜650
43ch     650〜656
44ch     656〜662
45ch     662〜668
46ch     668〜674
47ch     674〜680
48ch     680〜686
49ch     686〜692
50ch     692〜698
51ch     698〜704
52ch     704〜710
53ch     710〜716
54ch     716〜722
55ch     722〜728
56ch     728〜734
57ch     734〜740
58ch     740〜746
59ch     746〜752
60ch     752〜758
61ch     758〜764
62ch     764〜770
BS1      11727.48右旋回 1049.48
BS3      11765.84右旋回 1087.84
BS5      11804.20右旋回 1126.20
BS7      11842.56右旋回 1164.56
BS9      11880.92右旋回 1202.92
BS11     11919.28右旋回 1241.28
BS13     11957.64右旋回 1279.64
BS15     11996.00右旋回 1318.00


アマチュア無線は片道通話

アマチュア無線を全く知らない方が間違えやすい、ごく初歩的なミスに、次のような考え違いがあります。
それは、アマチュア無線の通信の仕方も、有線電話と同じように考えてしまうことです。

有線電話では、話しながら聞くことが出来、聞きながら話すことが出来ます。つまり、お話している2者間の話は同時に両方に届きます。
しかし、アマチュア無線は、この方式ではありません。

トランシーバーを使って話し合う2者は同じ周波数を使用し、しかもトランシーバーであるために、
送信をしている時には受信部の機能は働かず、受信しているときは送信機能は動作しないように作られています。
ですから、話をしようとしている2者が同時に送信すれば、どちらかのトランシーバーも受信していないわけですから、
電波にのった話し声はお互いの方向に向かっていくだけです。
反対に、両方が受信していたのでは、いつまでたってもスピ−カーから相手の声が聞こえてこないということになります。

そこで大切なのは「どうぞ」という一言です。
自分が話したいことを話し終わったら、「どうぞ」と言い、相手に送信を促し、自分は受信に回ります。
逆に相手から「どうぞ」と言われて、こちらが話す番に回ってきたらどうしたら良いでしょうか?
 話し始める前に「了解」と言って、こちらが送信を始めたことを相手に伝えます。

送信の始めに「了解」、終わりに「どうぞ」
これは基本的なことですが、アマチュア無線の交信をスムーズに行うための重要なルールですので、忘れないでください。

コールサインをアナウンスしよう

アマチュア無線をやるには、試験を受けて、それに合格しなければなりません。
合格して、さらに無線局の開局申請をして「無線局免許状」を受けると、それぞれにコールサインが与えられます。
このコールサインは、世界中に1つだけ割り当てられるもので、自分以外に同じコールサインを割り当てられている人はいません。

アマチュア無線の交信では、このコールサインを使用して行います。
自分が誰なのかを示すのにコールサインを送信するのです。
「静岡の大村が送信しています。」と言っても、静岡には大村さんがたくさんいることでしょう。
でも「JO2DBRです。」と言ったら、それは1局しか特定できないことになります。
例え家族でも、個人局のコールサインはそれぞれに与えられます。

有線電話では電話番号を回してつながれば、相手としかお話できません。
しかし、アマチュア無線では、同じ周波数を使用して交信できるのは自分がお話したい相手だけではありません。
そこで、自分が誰と交信しているのか、コールサインを送信して明示するようにします。

交信には「了解」と「どうぞ」が重要とお話しましたが、ここにコールサインもくっつけて送信します。
<相手のコールサイン>こちらは<自分のコールサイン>
の順で送信します。

実際にはこんな感じです。

了解。JO2DBRこちらはJG2TSL。今日は雨降りで大変ですね。梅雨ですから仕方ないですけれど。
こちらもさっきまで出かけていましたが、傘をさしても服が濡れてしまいましたよ。
大村さん、今日はいかがお過ごしですか? JO2DBRこちらはJG2TSL どうぞ。

了解。JG2TSLこちらはJO2DBR。私は今日一日、家にいましたので濡れはしませんでしたが、雨降りは嫌ですね。………

アマチュア無線では、ラウンドQSOと言って、1対1ではなく、数人を交えてお話することがあります。
その時は、コールサインの呼び方を少しアレンジして、次に誰が送信するのか指定して送信を終了するようにします。
そうしないと、数人いるうちの誰が次に送信して良いのか分からなくなってしまうからです。

特定呼び出しと不特定呼び出し

アマチュア無線を使うと、いろんな人とお話することができます。
お話する相手は自分で決めることができるので、自由に交信相手を選ぶことが出来ます。
でも、やはりルールがないと、スムーズに交信を始めることができません。
そこで、いくつかの決め事がありますので説明します。

交信したい相手が誰か指定する時は相手のコールサインを言います。
それを呼んでいるのが誰であるのか、相手も分からなければなりませんので、自分のコールサインも言います。
単純なことですが、こんな感じです。
「JA2JNAこちらはJG2TSL どうぞ」

ちなみに、相手のコールサインも自分のコールサインも3回までは繰り返してもよい決まりになっています。
このように相手を指定して呼び出すことを特定呼び出しといいます。
これを聞いて応答する時も同様にコールサインを言って交信を始めます。

アマチュア無線では誰とでも交信できるのですが、自分が誰でもいいから交信しようと思ったらどうしたら良いのでしょうか。
そんな時に使うのが「CQ」という言葉です。
これは、「誰でもいいから交信しましょう。」という意味合いで使います。

特定の相手を呼び出す時には相手のコールサインを言いましたが、その代わりに「CQ」と言うのです。
「CQ」と1回言っただけでは、少し分かりにくいので3回言うのが決まりになっています。こんな感じです。
「CQ CQ CQ こちらは JG2TSL どうぞ」
この場合も自分のコールサインは3回まで繰り返して良いことになっています。

CQを少しアレンジして、地域を指定することもできます。
その場合はCQの後にその地域名を付けます。具体的には
「CQ北海道 CQ北海道 CQ北海道 こちらはJG2TSL どうぞ」みたいな感じです。

RSリポート

 アマチュア無線では、コールサインを互いに確認し、実際の交信に入ったらRSリポートを互いに交換します。
RSリポートとは、自分のところで相手の電波がどのように聞こえているかを示したもので、2桁の数字で表します。
RSのRは了解度を示し、5段階で表します。    一方、RSのSは信号強度を示し、9段階で表します。
1− 了解できない
2− かろうじて了解できる
3− かなり困難だが了解できる
4− 実用上困難なく了解できる
5− 完全に了解できる



   1− 微弱でかろうじて受信できる
2− たいへん弱い信号
3− 弱い信号
4− 弱いが受信容易
5− かなり適度な強さの信号
6− 適度な強さの信号
7− かなり強い信号
8− 強い信号
9− きわめて強い信号
無線機にはSメーターというのが付いているので、これを読んでSとしてしまっても構いません。
しかし、慣れてくると、大体の信号強度が聞いた感じで判断できるようになるので、わざわざSメーターを見る必要はありません。

以上のことから、RSが59であれば、最も良い状態ということになります。
逆に11は最悪なのですが、Rが1では了解できないわけですから、こんなRSリポートを送る人はいません。
同様に21というRSリポートもめったに使われません。

慣例的な例で言うと以下のような感じです。

バリバリに強い→59
まあまあ強い→57
普通に強い→55
ちょっと弱いかな→53
弱いな→51
ギリギリ→41
ほとんど聞こえない→31

パンドプランと周波数

アマチュア無線には、いくつかの電波形式があり、それぞれに特色があります。
SSBは省電力で済む割には、電波が弱くても了解しやすく,遠くの局と交信するのに適しています。

FMは電波が強い時は音が良いので、近くの人とのんびり話すには最適です。
しかし,SSBを使用して送信している人の電波をFMの受信機では復調できないので、
交信相手とは電波形式が一致している必要があります。

同じ周波数で様様な電波形式の人が電波を出すと互いに混信になってしまうので、バンドプランというのが定められています。
これは、どの周波数にはどの電波形式の人が出て良いのかを法律で決めたものです。

430MHz帯を例にとって説明しましょう。
例えば、430.000MHz〜430.100MHzまでは電信、つまりモールス符号を使った交信しかしてはいけないことになっています。
430.100MHz〜430.800MHzはSSBしか使ってはいけないことになっていて、FMでは使ってはいけません。
FMで使って良いのは431.40〜431.90MHz、432.10〜434MHzです。
438.00〜439.00MHzはどの電波形式でも使用しても良いことになっているので、FMでも使用可能です。
また、434.00〜435.00MHzと439.00〜440.00MHzはレピータ用の周波数となっていますので、
レピータ使用目的以外では使用してはいけません。

また、規則正しく交信ができるように、ルールが決められています。
それは偶数の周波数を使うということです。
これはSSBに比べてFMは混信に弱いからで、SSBでは多少の混信でも了解できるのがFMでは混信があると了解が困難になるからです。
実際には433.00MHz,433.02MHz,433.04MHz,433.06MHz,433.08MHz…を使うことになります。
こうすることで無用な混信を避けることができます。

バンドプランの表を見ると、433.00MHzは「呼び出し周波数」となっています。
「コールチャンネル」「メインチャンネル」とも言うこの周波数は他の周波数とは違った役割を持たせているので注意してください。
その名の通り、呼び出すための周波数で、CQを出しても、誰かを呼び出しても構いません。
沢山の人がこの周波数を聞いているので、呼び出しが終わったら他の周波数に移って交信を続けることになります。

SSBでは、バンドプランで定められた範囲内であれば、どの周波数でCQを出しても、誰かを呼び出しても構わないのですが、
バンドプランとは別に慣例的に「この周波数はこういう風に使う。」と決められている周波数があります。

例えば、21.295MHzは珍しい地域から電波を出している局が良く使う周波数ですし、
50.110MHzは海外の局を呼び出すための周波数です。
これらの周波数で国内同士の交信を行うと、だれかに注意されてしまいます。

通話表

アマチュア無線の交信では、その音が明瞭でないことがあります。
雑音が混じったり、他の局の混信を受けたりして良く聞こえないことがあるのです。

アルファベットは26文字ありますが、その中には発音の似たものがあり、
このような状況の時はDがG に聞こえるかもしれませんし、LがM に聞こえるかもしれません。

「JG2TSL」と聞こえたので応答してみたら、実は「JG2TSM」向けの呼び出しだったなんてこともあり得ます。
そこで、通話表が登場します。フォネティックコードともいいます。

「JG2TSL」を通話表を用いて言うと「ジュリエット ゴルフ ツ− タンゴ シアラ リマ」となります。
和文通話表 欧文通話表
朝日のア はがきのハ A アルファ
いろはのイ 飛行機のヒ B ブラボー
上野のウ 富士山のフ C チャーリー
英語のエ 平和のヘ D デルタ
大阪のオ 保険のホ E エコー
為替のカ マッチのマ F フォックストロット
切手のキ みかさのミ G ゴルフ
クラブのク 無線のム H ホテル
景色のケ 明治のメ I インディア
子供のコ もみじのモ J ジュリエット
桜のサ ヤマトのヤ K キロ
新聞のシ L リマ
すずめのス 弓矢のユ M マイク
世界のセ N ノベンバー
そろばんのソ 吉野のヨ O オスカー
タバコのタ ラジオのラ P パパ
チドリのチ りんごのリ Q ケベック
ツルカメのツ るすいのル R ロメオ
手紙のテ れんげのレ S シアラー
東京のト ローマのロ T タンゴ
名古屋のナ わらびのわ U ユニフォーム
日本のニ ゐどのゐ V ビクター
沼津のヌ W ウイスキー
ネズミのネ かぎのあるゑ X エックスレー
野原のノ 尾張のヲ Y ヤンキー
おしまいのン Z ズルー
アルファベットにしか通話表がある訳ではなく、当然、日本語にも通話表はあります。
「あ」から「ん」まで、全部使いこなすまでには大変に思えるかもしれませんが、使っているうちに慣れてきます。

「こちらの名前はかたぎりです。」と言うと、「かたじりさんですね。」と答える方がたまにいます。
そこで、「こちらの名前はかたぎりです。かわせのか、たばこのた、きってのきに濁点、りんごのり、でかたぎりです。」と言えば間違えることはありません。

最近はこの通話表を使えない人もいるようなのですが、本当に基本中の基本なので、良く覚えて下さい。
こちらの言おうとしていることを正確に伝え、相手の伝えようとしていることを正確に理解するためには非常に重要なのです。
日頃の交信から通話表に慣れ親しんでおくことで、非常通信の際などには威力を発揮することと思います。

なお、欧文通話表には、標準で定められているものの他にいくつかがあり、使われています。しかし、奇抜なものは使うべきではありません。
和文通話表は1通りしかありません。

ログブック

テープレコーダーにでも録音しておけば別ですが、電波で交信したことは、次の瞬間には消えてしまいます。
交信したことを紙にでも書いておけば、交信の記録を残すことができます。
かと言って、話したり聞いた内容を全て記録するのは大変なので、重要なことだけを記入しておくことになります。
この記入する冊子をログブックといいます。日本語では業務日誌といいます。

ログブックにはどんなことを記入するのでしょうか? 実際のログブックのコピーを添付しますので、見てみてください。

1996年4月17日、23:28に熊本市のJA6IFK局と50MHzSSBで交信しています。
この時のRSはこちらから52を送り、相手からは53をもらっています。
そして、通し番号30898のQSLカードを送っています。

同じように、4月23日にはJG1KSRカセさんと、4月25日にはイタリアTolenoのI6LVT Vittorioさんと交信しているのが、このログブックから分かります。
このように記録を残すことは後々の役に立ちます。

次にイタリアの局と交信したいと思ったとき、4月25日であれば、夜の21:20頃であれば14MHzで交信ができるだろうと予測できるからです。

ログブックは無線ショップで市販されているものもあるので、アマチュア無線を始めたら、必ず購入してください。
普通のノートに線を引いて作っても構いません。

最近はパソコンを使用したログも普及しています。
Hamlogといったフリーウェアもありますので、インターネットで検索してみましょう。

QSLカード

ログブックに交信記録を記入しても、それは他人から見れば、それが本当かどうかは判別できません。
そこで、交信した当事者同士でQSLカードを交換します。
QSLカードは交信証とも呼ばれ、交信したことを証明する証明書です。


QSLカードは写真を使用したものなどカラフルな物もあり、これを収集するのも楽しいものですが、重要なのはデータ欄です。
ここには交信の記録の内容、そして「確かに交信しました。」という一文とサインもしくは印が記されます。

QSLカードを送るために、カードに1枚ずつ切手を貼って、住所を書いてポストに投函しても構いませんが、
たくさん交信すると出費も手間も掛かるので大変です。そこで「QSLビューロー」を利用することになります。

QSLビューローは世界各国のアマチュア無線連盟に置かれていて、日本では「日本アマチュア無線連盟」(JARL)が運営しています。
現在は島根県にあります。

例えば100枚分のQSLカードを送ろうとしたら、その100枚を小包でQSLビューローに全部送ってしまいます。
そうすると、QSLビューローでは届いたQSLカードのあて先のコールサインを頼りに仕分けを行ないます。
QSLビューローにはそれぞれの局宛のQSLカードがどんどんたまります。
2ヶ月に1回、そのたまったQSLカードをそれぞれの送り先に送る決まりになっています。
静岡では奇数月の月末に届くことになっています。
QSLビューローからは沢山のQSLカードが一回に届くので、これが来るのはいつでも待ち遠しいものです。
QSLビューローを使うにはJARLの会員になる必要があります。

無線用語

アマチュア無線の交信では、無線用語が使われます。Q符合はその中でも基本的なものですが、その中のいくつかを紹介します。
QRM 混信 QRN 雑音
QRO 出力を大きくすること QRP 出力を小さくすること
QRV 電波を出すこと QRT 電波の発射を止めること
QRZ こちらを呼んでいるのは誰ですか?
QSB フェージング(電波が強くなったり弱くなったりする現象)
QSO 交信 QSP 伝言
QSY 周波数を移動すること QSL 1.了解 2.QSLカード
QRA 名前 QTH 住所
Q符号以外にも様様な略語があります。
FB すばらしい
DX 遠方
OM 先輩
WX 天気
73 またお会いしましょう
88 またお会いしましょう(女性向け)
シャック 無線室
スタンバイ 受信、待機
ファイナル 最後の送信
モービル 乗り物による移動局、自動車
リグ 無線機
ローカル 近所
ロケーション 地形
ワッチ 受信
 覚えるのは大変と思いますが、慣れてくると自然と使えるようになります。
他にも様々な無線用語があって、得意になって言いまわしている人も見受けられますが、あまり格好の良いものではありません。

アマチュア無線の交信だからと言って特殊な言葉を使わず、むしろ普通の言葉を使って交信する方がスマートに聞こえることもあります。
略語も適材適所に使うべきです。

http://www.geocities.jp/kousyu1801/howtoqso/index.html

第一声を出してみよう


第一声を出してみよう

アマチュア無線は交互にコミュニケーションして成り立つ趣味ですから、無線機の前で聞いているだけでは交信は成立しません。
今、お空で活躍している先輩達も昔のいつかに第一声を出したときがあります。
そして、誰もがその状況を覚えています。第一声は記念すべき最初の一歩。
最初の一歩は誰にでもあるので、怖がっていないで、まずは第一声を出してみましょう。
一度、慣れてしまえば、その先には楽しいアマチュア無線の世界が待っていますよ。

用意するもの

記念すべき第一声をスムーズに終えるために、少々用意が必要です。
まず、必要なのは、

ログブック

これは交信の記録を残すためのものです。無線ショップで300円くらいで売られています。
普通のノートに線を自分で書いてログブックとしてもかまいません。
記載する事項は、
年月日
時刻
相手のコールサイン
送信RSリポート
受信RSリポート
です。相手の住所や名前も書いておくと、交信がスムーズにできます。

時計

ログブックには交信開始時刻を書く必要があります。
正確な時計をログブックの横に置いておきましょう。
電波時計なら正確ですね。

「あんちょこ」を作ろう

交信する際には、
・相手の伝えてきたことを正確に了解する。
・こちらの伝えたいことを正確に伝える。
必要があります。
こちらの伝えたいことを相手に伝えるには、欧文通話表、和文通話表を使います。
欧文通話表や和文通話表は表になっているだけなので、相手に伝える際に緊張して忘れてしまうかもしれません。
そこで、「あんちょこ」を作ることにしましょう。
まずは白い紙を1枚用意します。
それに自分のコールサインを書きます。
コールサインの下にカタカナで欧文通話表を用いてコールサインを表現したものを書きます。

その下に自分の苗字を書きます。
苗字の下にはひらがなで欧文通話表を用いて苗字を表現したものを書きます。

こんな感じですね。
それでは練習してみましょう。発声練習です。
「こちらはジュリエット・ゴルフ・ツー・タンゴ・シエラ・リマ JG2TSLです。」
10回位繰り返して言ってみましょう。
「私の名前はカタギリです。かわせのか、たばこのた、きってのきにだくてん、りんごのり。かたぎりです。」
これも10回くらい繰り返して言ってみましょう。
どうですか? 慣れましたか?
相手に聞かれても、すぐに答えられるように、交信する際にはこの紙を良く見えるところに置いておきましょう。

欧文通話表と和文通話表に慣れよう

 さて、相手の伝えたいことを正確に了解するために、欧文通話表と和文通話表を覚える必要があります。
とりあえず練習してみましょう。どのように練習するかといえば、またもや「発声練習」です。
まずは欧文通話表から。
アルファー、ブラボー、チャーリー、デルター、エコー・・・
Zまでを10回声を出して言ってみます。すると、なんとなく覚えてしまいます。
次に和文通話表。
あさひの「あ」、いろはの「い」、うえのの「う」、えいごの「え」・・・
おしまいの「ん」までを10回、声を出して言ってみます。これもなんとなく覚えてしまうでしょう。
和文通話表 欧文通話表
朝日のア はがきのハ A アルファ
いろはのイ 飛行機のヒ B ブラボー
上野のウ 富士山のフ C チャーリー
英語のエ 平和のヘ D デルタ
大阪のオ 保険のホ E エコー
為替のカ マッチのマ F フォックストロット
切手のキ みかさのミ G ゴルフ
クラブのク 無線のム H ホテル
景色のケ 明治のメ I インディア
子供のコ もみじのモ J ジュリエット
桜のサ ヤマトのヤ K キロ
新聞のシ L リマ
すずめのス 弓矢のユ M マイク
世界のセ N ノベンバー
そろばんのソ 吉野のヨ O オスカー
タバコのタ ラジオのラ P パパ
チドリのチ りんごのリ Q ケベック
ツルカメのツ るすいのル R ロメオ
手紙のテ れんげのレ S シエラー
東京のト ローマのロ T タンゴ
名古屋のナ わらびのわ U ユニフォーム
日本のニ ゐどのゐ V ビクター
沼津のヌ W ウイスキー
ネズミのネ かぎのあるゑ X エックスレー
野原のノ 尾張のヲ Y ヤンキー
おしまいのン Z ズルー
これだけ練習しただけでも、相手が通話表を使って送ってきたときにも、分かるようになるはずです。 
ちなみに、初心者の人が間違えやすい部分を書いておきます。
Jは「ジュリエイト」ではなく「ジュリエット」
Kは「キロワット」という人もいるが、これもK。
「リマ」はRではなくL。
Nを「ナンシー」という人もいるが「ヤンキー」と間違えやすいので避けたほうが良い。
「ケベック」はKではなくQ。
「シエラー」はCではなくS。
Xを「クリスタル」という人がいるが、XなのかCなのかはっきりしないので使ってはいけない。
「ユニフォーム」はYでなくU。

無線機の操作に慣れよう

最近の無線機は機能がたくさん付いていて、操作も複雑です。
でも、最低限知っていなければならない操作を覚えましょう。
電源スイッチ 無線機の電源が入る。
この操作がないと、無線機が動作しない。
ボリューム スピーカーから出てくる音の大きさを調整します。
スケルチ 局がいない時の雑音を制限するつまみです。
左一杯に回しておき、段段と時計回りに回します。
あるところで雑音がサッと消えますので、そこにセットします。
なお、相手の局の信号が弱いときは左に回して雑音が
聞こえる状態にします。
(多少、耳障りだが、その方が弱い信号が聞こえる。)
周波数操作ダイアル 周波数を可変するダイアルです。
一部のハンディー機では、ダイアルではなく、
up-downスイッチになっているものもあります。
これを回すと、周波数表示が変わるのを確認します。
他にもいろいろな機能がありますが、これだけ分かっていればなんとかなります。

ワッチしてみよう

自分が電波を出す前に、他の人がどんな交信を行っているか聞いてみましょう。
ダイアルを回すと、いくつか交信している様子が聞こえます。
144MHzや430MHzだと仲間内だけで話しているグループもあり、そのような局はあまり参考になりません。
CQを出して、いわゆる「ラバースタンプQSO」を行っている局をみつけたら、一部始終を聞いてみましょう。
どんな感じで交信が行われているか分かると思います。

初めての交信はどこで誰と?

知り合いの人で既にアマチュア無線を楽しんでいる人はいますか?
もし、いるのなら、その人に初めてのの交信相手になってもらいましょう。
知っている人なら、緊張しなくても済みそうです。
時間と周波数を決めてやってみましょう。
アマチュア無線をやっている知り合いがいない・・・そんな人はCQを出している人を呼んでみましょう。
CQを出しているということは「誰でも良いから交信相手になってください。」と言っているということなのです。
(ただし、CQ DXと言っている人は海外との交信を希望している。そういう局は呼んではいけない。)
自信があれば自分からCQを出しても良いのですが、始めは戸惑うと思います。
初めての交信は混信の少ない周波数帯が良いと思います。
また、まだ無線機の操作に慣れていませんから、FMモードの方が無難だと思います。
また、我々のグループが時々行っているオンエアミーティングを第一声の場としてしまってもかまいません。

いよいよ第一声!

この稿とは別に、
「交信の方法」
「ラバースタンプQSOの仕方」
という稿もあります。

それをザッと読んで頭にたたきこんでください。
大体、アマチュア無線の交信の仕方が分かるはずです。
準備ができたら第一声を出してみましょう。
これだけ準備したのだから、必ずうまく行くはずです。
交信しながら相手の言うことをログブックに記入していきます。
万が一、うまく行かなくても、先輩方がフォローしてくれることでしょう。
今、現役でアマチュア無線を楽しんでいる誰もが一度は通った道なのだから。

ごちゃごちゃといろんなことを書きました、ホントは
「習うより慣れろ」
なんです。段段慣れていってくださいね。

http://www.geocities.jp/kousyu1801/1stqrv/index.html


安価で簡単なアンテナの作り方


講習会で合格された方と交信する機会が何度かありました。合格された方の半数以上が144MHzや430MHzに初めに出て来られるようです。

近くの局なら強力に入感するのですが、1kmも離れると弱くなってしまいます。
そのような方の設備を聞くと、「ハンディ機に付属のホイップアンテナ」と言う方が多かったです。

ハンディ機に付属のホイップアンテナということは、室内から電波を出しているようです。木造なら多少良いかもしれませんが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造だと、部屋がシールド状態になっていて、電波が部屋から外に出て行きません。木造でも金属の外壁材を使用しているとシールド状態ですね。

例え小さなアンテナでも良いので、ベランダや屋根の上にアンテナを設置するだけで、電波の飛距離が確実に伸びます。

中学生や高校生ハムの皆さんは、ハンディ機を買ってしまうと、もうおこずかいがなくなってしまい、外部アンテナにまで手が回らないとも聞きました。

そこでこのページを作りました。予算はずばり\3,200-です。(同軸ケーブル込み)
簡単にできますので、ぜひ作ってください。

作るアンテナは「430MHz用hアンテナ」です。


hアンテナとは

1/2λダイポールアンテナの変形で、動作原理はダイポールアンテナと同じです。
垂直偏波とするように、エレメントの展開方向を90度変えただけです。


材料

同軸ケーブル 5D2V
(5DFBでも良い)
長さは何mでもよいが、
短いほうが減衰が少なくて良い。

アンテナを設置する
ベランダや屋上に届くまで。
5D2V 15mで\2,000-くらい。
5DFBの方が減衰が少ないが高い。
3D2Vでも良いが、少し減衰が大きい。

近所のOMさんに使い古しをもらえばタダ!

(古い同軸ケーブルを使うときは、
網線が錆びていないことを確認しよう。
網線が錆びていたら、その部分は
切断して捨てること。)
コネクタ BNCコネクタ
5D2V用
無線機に合ったコネクタにする。 5D2V用BNCコネクタは\1,000-くらい。
ビニールテープ \100-くらい。
たばねるチューブ 100円ショップで買えば\100-。
合計 \3,200-

必要な工具

カッターナイフ、ニッパ、千枚通し、ペンチ、半田ごて(同軸ケーブルを半田付けするのに必要)

(自分の持っていない工具がOMさんに借りよう。)

作り方

A.絶縁体スリーブを作る。

同軸ケーブルの網線を折り返して、ラジアルとするのですが、この部分が同軸ケーブルそのものと近いと、SWRが下がりません。
実験したところによると、8mmは必要なようです。

そこで、同軸ケーブルとの間の距離を保つために、絶縁体スリーブを作ります。これは絶縁体なら何でも良いのですが、今回は「たばねるチューブ」を利用します。

加工前の同軸ケーブル
1 同軸ケーブルの外皮に切れ目を入れる。

初めに先端から180mmの部分を
外側から一周切れ目を入れる。

次に、その切れ目から先端に向かって
縦に切れ目を入れます。


カッターナイフを使用する。
よく切れる刃を使うのが望ましいが、
力を入れすぎると編線まで切れてしまうので、
注意すること。

切れ目を入れる部分は先端から180mmの
位置とし、長さはあとで調整する。
2 外皮をはがす。

3 たばねるチューブを巻いて、
ビニールテープで固定する。


4 3の工程をさらに4回繰り返して
厚みをつける。
















巻く開始点をずらしていき、
なだらかに膨らむようにする。
5 網線をほぐす。

千枚通しのような、先のとがったものが
あるとやりやすい。
6 網線をたばねる。
7 網線を折り返す。 ここで長さの調整をします。
SWR計を使用して調整することも
できますが、ない場合は、
単純に根元から170mmで
切断してしまってください。
(芯線、網線とも)
8 網線を固定する。



防水テープ(自己融着テープ)で巻く。
ビニールテープでも良いが、防水性は
防水テープよりも劣る。

防水テープを巻いた場合は、さらに上から
ビニールテープを巻く。
9 完成 見てくれはあまり良くないですね。

 


コネクタを接続する

アンテナからの同軸ケーブルを無線機に接続するためには、コネクタを使用します。
430MHz帯ですと、M型、N型、BNC型、SMA型など、様々なコネクタが使用されていますが、無線機に合ったコネクタを使用します。
ハンディ機では、BNC型か、SMA型のどちらかが使用されています。
今回はBNC型コネクタの接続方法を紹介します。無線機にSMA型コネクタが使用されている場合は、変換コネクタを介して接続します。

BNCコネクタの取付方法を説明します。

1 工具を用意する。 半田ゴテ
ハンダ
ニッパ
ペンチ
カッターナイフ
モンキーレンチx2
2 コネクタの
部品を並べる。
細かい部品もあるので、
なくさないようにしよう。

左から

本体
中心コンタクト
クランプ
ガスケット
座金
締付金具
3 加工前の
同軸ケーブル
5D2Vです。
4 締付金具、
座金、
ガスケットを
予め通しておく。
これを忘れると
やり直しになります。
5 外皮を剥く。
加工後
網線を切らないよう
注意しよう。
6 クランプを
はめる。
テーパーのついている
部品です。
7 網線をほぐす。
加工後
先のとがったピンセットや
千枚通しのようなもので、
ムラなくほぐす。
8 網線を折り返す。
9 網線を切断する。
加工後
ニッパは切れる方がよい。
10 絶縁体を取り去る。

加工後
芯線を切らないように
慎重に。

3D,5Dタイプの場合、
絶縁体が少しはみ出る
くらいがちょうど良い。
11 中心コンタクトを
芯線に取り付ける。




加工後
ピンが曲がっている

補正後
ハンダ付けが必要。

予め部品に半田ごてをあて、
予熱を加えてから
ハンダを流し込む。

ピンと同軸の方向が
同じになるようにする。
12 本体を
取り付ける。






中心コンタクトが先端まで
出ていることを
確認しよう。

最後はモンキーレンチで
締め付ける。
13 完成

設置

アンテナは必ず屋外に設置します。
室内で使用すると、室内でホイップアンテナを使用するのと同様の効果しかありません。
(このアンテナは性能的にはハンディ機用ホイップアンテナと同じくらいの性能であり、屋外に設置することに意味があるのです。)

簡易的には、紐やビニールテープで設置します。
防水や強度のことを考えると、Uボルト等の金物が欲しいところですが、金額が掛かります。

手摺につける時は、アンテナそのものが手摺に接しないようにする必要があります。

周囲に障害物があると、電波の飛びが悪くなります。
屋根の下よりも屋根の上の方が良いです。より高い方が良いのです。

アンテナが他の金属に触れると、SWRが悪化し、アンテナとして正常に機能しなくなります。
(同軸ケーブルの部分は他の金属等に近づけてもかまいません。)

100円ショップやホームセンターに様々な用品が売られていますので、それらを流用してみましょう。
自分は100円ショップで購入した「さおかけ」を流用しました。
「突っ張り棒」なんかも流用できると思います。皆さんで流用のアイデアを考えてみてください

同軸ケーブルはエアコン用の穴から引き込むか、窓を少し開けておくか、はたまた壁に穴を開けてしまうか、などの方法で室内に引き込みます。
冬は寒いけれど、使うたびに窓を開ける? 窓のわずかな隙間を通す、「隙間ケーブル」という商品もあります。


調整

上記の寸法のまま製作してもSWRは1.3以下にはなります。

(SWRは低いほど、整合状態が良い=アンテナから効率よく電波が放射される、ということになります。1.0が最良の状態で、2以下なら実用範囲です。)
作りっぱなしでも良いのですが、SWRメーターを使用して測定してみると調整が可能です。

高い周波数でSWRが落ちている場合は、アンテナが短いので伸ばす必要があります。
低い周波数でSWRが落ちている場合は、アンテナが長いので短くする必要があります。
スリーブ部分が細くて、ラジアル部分と網線の距離がないと、SWRが落ちません。
芯線と編線が接触していてもSWRが落ちません。

エレメントを切り過ぎると、伸ばすのが困難なので、慎重に、少しずつ(2mmくらいずつ)切り詰めていきます。


使用感

実際に使用し、室内アンテナとどのくらい聞こえ方が違うか実験してみました。
ビルの谷間のモービル局の聞こえ方で比べてみると・・・

アンテナ アンテナの
全長
設置場所 相手の信号
(無線機のSメーター)
聞いた感じ
ハンディー機用
ホイップアンテナ
30cm 鉄筋コンクリート造
3階室内
了解できるが、
かなり雑音が混じる
今回製作した
hアンテナ
40cm 3階屋上
ベランダに設置
Sメーターは全て点灯するが、
高利得GP使用に比べると
わずかに雑音が混じる
高利得
基地局用
GPアンテナ
4m 3階屋上から
マストで3m上げて設置
雑音無し

ハンディー機用のホイップアンテナと今回製作したアンテナはほぼ同じ長さなのに、
屋外に設置したというだけで、明らかに聞こえ方が違います。

まだ、ハンディ機のホイップアンテナのみで運用している皆さん! 外部アンテナを設置して、より多くの仲間とお話しましょう!


次のステップ

市販品を使えば、見た目もかっこいいし、安定した性能が得られると思います。
ただし、上記のような簡易アンテナではありませんから、金額は掛かります。
予算が許せば、以下の方法が次のステップとして良いと思います。

モービルホイップを使用する方法

モービルホイップは本来は自動車に取り付けるために開発されたものですが、家で使用しても何ら問題はありません。
ベランダ等に取り付ける金物も各種発売されています。
その際に必要となる部材と、参考価格は以下のようなものです。
必要部材 ■144MHz 430MHz DUAL BAND モービルホイップ
■ベランダ取付け金具
■同軸ケーブル (5DFB 10m)・・・長さは任意
■同軸コネクター(MP-5×2個)
■変換ケーブル (BNCP-MJ)
※ハンディトランシーバーの方に必要
参考価格 ¥13,000- (税込みの実勢価格)

グランドプレーンアンテナ(GP)を使用する方法

グランドプレーンアンテナは家に設置されるように開発されています。
ベランダ等に取り付ける他、屋根の上にも設置できるような金物が発売されていますので、より条件の良い場所に設置できます。
写真と予算は以下の通りです。
必要部材 ■144MHz 430MHz DUAL BAND GP ANT 長さ約2.5M
■アンテナマスト 32mm 1.6M
■マスト固定金具
■同軸ケーブル (5DFB 10m)・・・長さは任意
■同軸コネクター(MP-5×2個)
■変換ケーブル (BNCP-MJ)
※ハンディトランシーバーの方に必要
参考価格 ¥23,000- (税込みの実勢価格)

さらに次のステップ

八木アンテナ等のビームアンテナを使ってみると、また面白いと思います。

同じお金を掛けるのなら、短波等の他の周波数にチャレンジするのも良いでしょう。

いずれにしても、このステップに到達する頃には、電波の上にも仲間ができているでしょうから、いろんな人に話を聞いてみると良いと思います。


(JF2JOU/JG2TSL)

撮影協力:トヨムラ静岡店
測定協力:JM2RUV

http://www.geocities.jp/kousyu1801/easyant/index.html


講習会で受けた質問より


今まで講習会を開催した中で、受講生から受けた質問について、回答を書いてみます。
これらの質問と回答は、直接、試験とは関係がありません。
しかし、アマチュア無線を楽しんで行く中で疑問に思うことかと思いますので、
ここに掲載します。

Q.八木アンテナは指向性があるといいますが、
 指向性以外の方向の局と交信するには、どうしたら良いのですか?

無線工学の問題にあるように、八木アンテナは指向性があります。
指向性とは、特定の方向の電波を強く受け,また強く出すことができる特性のことです。

単純に考えて、相手局の方向にアンテナを向ければ良いということになります。

アンテナを回すには2つの方法があります。
1.手で回す。

お金が掛からない。しかし、面倒。
2.モーターで回す。

アンテナを回すために、専用のモーターが売られています。
これを「ローテータ」と呼びます。
以下のメーカーのページを見てください。
   エモテーター ケンプロ クリエート
アンテナの大きさによって様様なローテーターが販売されています。

Q.FMとAMとでは電波形式が違うため、交信できない。と聞きました。
 それなら、AMの局が出ている周波数でFMで出てしまってもいいのですか?

ダメです。
FMとAMでは変調方式が違うため、互いに交信することができません。
しかし、どちらも電波として出ているので混信になります。
FM変調された電波をAM受信機で聞くとジュルジュル言って、何を言っているのか分かりません。
ただの混信です。
逆にAM変調された電波をFM受信機で聞くと、バサバサ言って、何を言っているのか分かりません。
ただの混信です。
変調方式が違う電波と同じ周波数に出ていると、どちらを使用したら良いのか混乱します。
そのために「周波数使用区分」(バンドプラン)が設けられています。
バンドプランは必ず守りましょう。

Q.交信したい相手との間に山があります。直進性の強い超短波では交信できませんか?

超短波と言うと、144MHz、もしくは極超短波の430MHzかと思います。
これらの周波数では電離層伝播も使えず、直進性も強いため、山を挟んでの交信が難しく思えます。
ところが、実際には交信できることがあります。
と言うのも、電波には反射するという性質もあります。
他の山に反射させて交信したりすることが可能です。
もちろん、交信できない場合もあります。

Q.短波は電離層伝播を使い遠くまで電波が届くのに対して、
 超短波は主に見通し範囲内しか届かないと聞きました。
 それなら、遠くまで飛ぶ短波を使った方が良いのではないでしょうか。

例えば、静岡から沖縄と交信したい場合、短波帯の21MHzでは楽々交信できますが、
極超短波帯の430MHzでは非常に困難を伴います。
沖縄と楽に交信したかったら21MHzを使えば良いということになります。

しかし、もしも430MHzの電波が遠くまで届いてしまうと、別の問題が起きてしまいます。
混信問題です。
430MHzの電波は見通し範囲内しか届かないため、同じ周波数を様様な地域でそれぞれ
交信することができるようになるのです。これはこれで周波数の有効利用になると思います。
430MHzでは、同じ周波数で沖縄の局 同士で交信している内容は静岡では聞こえません。
同様に静岡の局同士の交信も沖縄では聞こえません。
これはこれで便利でしょう?

Q.将来、3アマを取得したいと思います。
 モールス符号を簡単に習得できる方法はありませんか?

練習用のCDが販売されていますから、それで練習するのが良いと思います。

ただし、「モールス符号を覚えるだけ」という目的で言えば合調法という方法があります。
この方法でモールス符号を覚えてしまうと、速度が速くなったときに追いついていけない場合があります。
なので、お勧めしません。でも、一応、書いておきます。
A ・− アイーン(志村けん) N −・ ノート
B −・・・ ビートルズ O −−− 応急法
C −・−・ シーソゲーム P ・−−・ プレーボール
D −・・ 道徳 Q −−・− 救急至急
E R ・−・ りょうかい
F ・・−・ 富士高原 S ・・・ 進め
G −−・ 強情だ T ティー
H ・・・・ ヒマラヤ U ・・− 油脂業
I ・・ V ・・・− ビクトリー
J ・−−− 自営農業 W ・−− 和洋風
K −・− 警視庁 X −・・− エークスレー
L ・−・・ エルサーレム Y −・−− 有価商法
M −− メーデー Z −−・・ ズーズー弁

(1979年頃の「ラジオの製作」誌辺りで見たものをJG2TSLが勝手に改作。)

http://www.geocities.jp/kousyu1801/qa/index.html



交信方法

初心者にとって最も気になるのは交信の方法や内容だと思います。でも、これだけは慣れですので、一概に「これがベストの方法だ」というのはないのです。昔は開局まで時間がかかりましたので、殆んどの人が、1〜2年はSWL(受信専門に楽しむ)を経験し、それでハムの交信方法やマナーを身に付けたものです。現在は市販の無線機ですぐに簡単に開局できますが、やはり基本は他人の交信をワッチすることです。
交信はバンドプラン等の運用規則を守るのが前提ですが、それ以外にもバンドやモードごとに、それぞれの慣習がありますので、とにかく自分が運用したいバンドの交信の様子をよくワッチすることから始めましょう。
相手と交信する主な方法は・・・
●自分がCQ(各局)呼び出しをする
●CQを出している局に応答する

 の2通りがありますが、慣れるまでは、CQ呼出しをしている局に応答するとよいでしょう。
呼出しや応答の一般的な方法をいくつか紹介しますので、参考にしてください。
一応、呼出し方法は運用規則で次のように決められています。
1.
CQ CQ CQ
2.
こちらは
3.
コールサイン(3回以下)
4.
どうぞ
しかし、今どきこんな(ダサイ?)呼出しでは、誰も相手にしてくれないと思います。
これを基本として、自分なりに適当にアレンジして、スマートな呼出しをするようにしましょう。

例えば、旭区から7N4QRS がCQ呼出しする場合は・・・
1.
ハローCQ(数回)
2.
こちらは
3.
セブン ノベンバー フォー ケベック ロメオ シエラー、 セブン エヌ フォー キュー アール エス、 横浜市旭区です
4.
お聞きの方いらっしゃいましたら、QSO お願いします。受信します どうぞ
 といった具合にちょっとアレンジすると、かなり違った印象になります。


コールサインや運用場所、名前などの通報には、フォネティックコード(欧文通話表)や和文通話表を活用すると正確に伝送することができます。
日本人の発音でアルファベット読みではなかなか伝わらないので、コールサインの確認にはフォネティックコードは必須です。
初心者は最低でも、フォネティックコードは覚えてから交信しましょう。



FMでのCQ呼出しの方法
FMには呼出周波数(メンチャンネル)があり、そこでCQを出して相手が見つかれば、他の交信周波数(サブ)に移って交信します。しかし、144や430MHz帯などは混雑して交信周波数がなかなか見つからない場合もあります。そこで効率よくするために、あらかじめ交信周波数を探して確保しておいてから呼出周波数でCQ呼出し(その際に交信周波数を指定)をする方法が一般的になっています。

また、FMは帯域が広いので混信を避けるため、20KHzの偶数ステップの周波数で交信するのが慣例です。
例えば430MHz帯ですと、呼出周波数433.00に対して、バンドプランに従って交信周波数は433.02、433.04、433.06・・・・・433.98MHzといった具合に20KHz間隔の偶数で交信周波数を探します。


A局:JA1QTCがCQを出して、 B局:7K3QRHが応答する場合
あらかじめ、周波数チェックして交信周波数を探して確保しておく。・・(例えば、432.96MHzが空いていた)
呼出周波数(433.00)にて・・・
ハローCQ ハローCQ、こちらは ジュリエット アルファー ワン ケベック タンゴ チャーリー、ジェイ エイ ワン キュー ティー シー 神奈川県大和市です 432.96 432.96にてコンタクトお願いします。 
交信周波数(432.96)に移って・・・
ハローCQ ハローCQ、こちらは ジュリエット アルファー ワン ケベック タンゴ チャーリー、ジェイ エイ ワン キュー ティー シー 神奈川県大和市です。
どなたかお聞きの方いらっしゃいましたら、交信お願いします。受信します どうぞ
ジェイ エイ ワン キュー ティー シー、  こちらは、セブン キロ スリー ケベック ロメオ ホテル、 セブン ケー スリー キュー アール エイチ よろしくどうぞ
セブン キロ スリー ケベック ロメオ ホテル 早速の応答ありがとうございます。
こちらは、ジュリエット アルファー ワン ケベック タンゴ チャーリー 神奈川県大和市です。
レポートはこちらから、ごうきゅう、ファイブナイン(59)をお送りします。名前はスズキと申します。今後とも宜しくお願いします。セブン ケー スリー キュー アール エイチ、こちらは、ジェイ エイ ワン キュー ティー シー どうぞ
了解。ジェイ エイ ワン キュー ティー シー、こちらは セブン ケー スリー キュー アール エイチ
大和市のスズキさんですね、レポート59確認です。こちらのOTHは川崎市多摩区です。こちらからのレポートはファイブセブン(57)です。私の名前はタナカと申します。こちらこそ宜しくお願いします。
ジェイ エイ ワン キュー ティー シー、こちらは セブン ケー スリー キュー アール エイチ どうぞ
お互いのコールサインとRSレポート交換で交信成立となりますので、そのあとは・・・
QSLカード交換の約束、無線機やアンテナ、運用場所の特徴などを紹介し合うとよいでしょう。
(お互いのコールサイン確認後はフォネティックコードを使う必要はなく、普通にアルファベットで発音すればよい)
7K3QRH、こちらは、JA1QTC
本日は楽しい交信ありがとうございました。QSLカードはいかがいたしましょうか?よろしかったら御交換お願いしたいと思いますが、次回ご指定ください。
7K3QRH、こちらは、JA1QTC どうぞ
了解。JA1QTC、こちらは 7K3QRH
カードの件了解しました。ぜひJARLビューロ経由で御交換お願いします。
JA1QTC、こちらは 7K3QRH どうぞ
了解。7K3QRH、こちらは、JA1QTC
カード交換ありがとうございます。こちらからもビューロ経由でお送りします。また機会がありましたら交信お願いします。7K3QRH、こちらは、JA1QTC ありがとうございました。さようなら
JA1QTC、こちらは 7K3QRH どうもありがとうございました。さようなら
ありがとうございました・・・ほか、お聞きの方いらっしゃいますか、ハローCQ CQ こちらはJA1QTC・・・

(周波数の優先権はCQを出している局にありますので、CQ局は続けてCQ呼出しを行うことができます。 応答した局がさらに誰かと交信したい場合は、他の周波数に移って自分でCQを出すか、他にCQを出している局を探して応答します。)
●FMの呼出周波数(メイン)はたくさんの人が常時聴いていますので、呼出しは簡潔に行い、交信周波数(サブ)に移ってから、粘り強くCQを出しましょう。応答がないからといって、すぐにメインに戻って何度もCQを出すと嫌われますので、メインでの呼出しはある程度の間隔をおいてください。

●コールサインが一度でとれなかった場合は、「7K3局、再度コールお願いします」とか「7K3QRクエスチョン、ラストレターがとれませんでした、もう一度コールお願いします」というように、聞き取れたところまで(どこが判らないのか)通報し、再度コールサインを送ってもらうようにしましょう。ただ「もう一度お願いします」ではどこまで聞き取れているのかわからないので、交信の効率が悪くなります。
全く聞き取れなかった場合は、「QRZ 誰かこちらを呼びましたか こちらは JA1QTC 受信します」というように相手のコールサインの代わりにQRZ(キューアールゼット)を使用します。

●CQを出している局に応答する場合は、CQ局のコールサインを確認してから応答しましょう。
CQを出している局に対して「コールサインは何ですか?」というのは大変失礼になりますので、よくワッチしてから応答しましょう。




SSBでのCQ呼出しの方法
HF帯ではSSBモードで交信するのが主流です。AMは50MHz帯の一部に残っているだけです。
SSBにはUSB(上側波帯)とLSB(下側波帯)がありますが、7MHz帯以下はLSB、14MHz帯以上はUSBで交信する慣習があります。
AMやSSBには呼出周波数というものがありません。よってバンドプランの狭帯域の電話区分内で空き周波数を探して、粘り強くCQを出し続けるわけです。

SSBは帯域幅が3KHzと狭いので、他局に混信にならなければバンドプラン内であればどの周波数で交信してもよいのです。ただし、それぞれのバンドごとに、「DX(海外局)はここ、ラグチューするならこのあたり」というような習慣がありますので、よくワッチして暗黙のルールを身につけることも大切です。バンドによっては慣習的な国際呼出周波数もあります。

とにかく慣れるまでは、CQを出している局に応答するのがよいでしょう。



A局:JE6QSG/6島原市移動局がCQを出して、
B局:7M2QTN/1三浦市移動局が応答する場合
ハローCQ ハローCQ ハローCQ こちらは ジュリエット エコー シックス ケベック シエラー ゴルフ ポータブル シックス(JA6QSG/6)、 ジェイ イー シックス キュー エス ジー ポータブル シックス 長崎県島原市移動です。どちらかお聞きの方いらっしゃいましたらコールください。コーリング CQ アンド スタンディング バイ(Colling CQ and stnding by)
ジェイ イー シックス キュー エス ジー ポータブル シックス、 こちらは セブン マイク ツー ケベック タンゴ ノベンバー ポータブル ワン(7M2QTN/1) 神奈川県三浦市から入感ありますか
(一度にたくさんの局が呼んでいる時は、自分のコールサインのみ短く送信する)
セブン マイク ツー ケベック タンゴ ノベンバー ポータブル ワン 三浦市局 応答ありがとうございます。こちらは ジュリエット エコー シックス ケベック シエラー ゴルフ ポータブル シックス、 長崎県島原市にファイブファイブ(55)で入感しています。名前はタカハシと申します。
セブン マイク ツー ケベック タンゴ ノベンバー ポータブル ワン、 こちらは ジェイ イー シックス キュー エス ジー ポータブル シックス どうぞ
了解しました。JE6QSG/6 こちらは 7M2QTN/1 三浦市移動から
レポート55 確認です。こちらからは、ごうきゅう ファイブナイン(59)です。私の名前はサトウと申します。よろしかったら、連盟経由でカード交換お願いします。
JE6QSG/6 こちらは 7M2QTN/1 どうぞ
了解。7M2QTN/1 こちらは JE6QSG/6
サトウさん 59確認です。カードはこちらからも JARL経由で送ります。本日はありがとうございました。
また聞こえておりましたら、お願いします。 セブンティ スリー(73)
●移動運用の場合は必ず、コールサインの後に、斜線「/」を書いてエリア番号を付ける。
●「/1」はポータブル ワンと読む。(ストローク ワンともいう)
●CQ呼出しの場合はさらに市町村名を付け加えると応答率が高くなる。


移動運用は ポータブル**
初心者と交信した際、「ポータブルっていう言葉よく聞きますが何のことですか?」という質問を何度かうけたことがあります。そういえば入門書にもあまり説明されていませんね。

常置場所を離れて、移動運用する時にコールサインの後に「7L4CWL ポータブル ワン」のように付け加えます。記入は「7L4CWL/1」のように斜線と数字を書きます。後の数字は送信する現在地のエリアナンバーです。エリアナンバーは、1=関東、2=東海、3=近畿・・・という具合に10の地方総合通信局の管轄区域に分けられています。詳しいエリアや所属する都道府県は「日本のエリアナンバー」で確認してください。
たまに「ストローク 1」という人もいますが、それはポータブルと同じ意味です。

車やバイクなどで走行中の場合に、一定の場所からのポータブル運用と区別するために「モービル 1」という人もいます。走行中でも陸上移動にはちがいありませんから「ポータブル *」でもよいのです。常に動いているということを強調したい時には「モービル *」と言ってもかまいません。

海上移動の場合はコールサインの後に「マリタイムモービル(記入は/MM)」と付け加えます。MMという文字から俗語で「ミッキーマウス」という人もいます。海上にはエリア番号がありませんので、参考情報として東京湾横浜沖とか三浦半島沖というように大まかな位置を付け加えてもよいでしょう。
注意点は、船が航行中でも河川や湖の場合は陸上とみなされますので、マリタイムモービルではなく単にモービル又はポータブルと言います。船が係留中の場合も陸上とみなされます。

上空移動は「エアロノーティカルモービル」又は「エアーモービル」(記入は/AM)と言います。上空にもエリア番号がありませんので、東京上空というように大体の位置を伝えればよいでしょう。



RSレポート交換
FMでもSSBでも、交信中に必ず伝えなければならないのが、RSレポートです。これは相手の電波がどのような状態で自分のところに入ってきているかを数字で表すものです。

Rはリーダビリティ(了解度)で、1〜5の数字で表します。音声が聞きやすいかどうかということです。5が最も良くて「完全に了解できる」ということで、1は「了解できない」となります。

Sはシグナルストリングス(信号強度)で、1〜9の数字で表します。電波の強さで、数字が大きいほど強い電波ということです。
無線機のシグナルメーターをそのまま伝える人が多いようですが、本来のSは無線機のメーターの値ではありません。無線機のメーターはメーカーや機種により設定値が異なりますので、参考程度と考え、自分の耳で聞いて感じた値でよいのです。実際に電波の強さを正確に耳で聞き分けるのは困難ですので、あまり神経質にならず、下の表を参考に適当な自己判断でよいのです。

最も状態が良い場合は、了解度5、信号強度9で、RSレポートは59(ごうきゅう 又は ファイブナイン)となります。
CW(電信)のみT(音調)1〜9が加わり、RST 599のようになります。
RS(T)レポート
R 了解度 [Readability]
  了解できない
  かろうじて了解できる
  かなり困難だが了解できる
  実用上困難なく了解できる
  完全に了解できる
  
  S 信号強度 [Signal Strength]
  微弱でかろうじて受信できる信号
  たいへん弱い信号
  弱い信号
  弱いが受信容易
  かなり適度な強さの信号
  適度な強さの信号
  かなり強い信号
  強い信号
  きわめて強い信号
  
  T 音調 [Tone]  (電信通信用)
  極めてあらい音
  大変あらい交流音で、楽音の感じは少しもない音調
  あらくて低い調子の交流音でいくぶん楽音にちかい音調
  いくらかあらい交流音で、かなり楽音性にちかい音
  楽音的で変調された音色
  変調された音。少しピューという音を伴なっている
  直流に近い音で、少しリプルが残っている
  よい直流音色ですが、ほんのわずかリプルが感じられる
  完全な直流音
   



QSLカード交換
カード交換についても、必ずといってよいほど交信中に聞かれます。ハムのあいだではお互いに交信証としてQSLカードを交換する習慣があります。これは義務ではないのですが、カード交換を楽しみにしている人も多くいますし、アワード(賞状のようなもの)獲得には必要になります。

友達等の特定の局とおしゃべりするだけなら必要ありませんが、多くの人と交信したい場合はQSLカード交換は必須と思ってよいでしょう。交換しない場合は「ノーカードでお願いします」と断ればよいのですが、ノーカードでは応答が極端に少なくなるのも事実です。

また、カードをビューロ経由(JARL経由または連盟経由ともいう)で交換するためには、お互いが日本アマチュア無線連盟(JARL=ジャール)の会員でなければなりません。JARLビューロ経由ですと、コールサインの記入だけで無料で世界中のハムとカード交換ができるメリットがあります。
会員以外ですと、ダイレクト(直接郵便)で送る方法もありますが、これは相手の正確な住所を交信中に聞かないといけないし、1枚ごとに郵便料金がかかりますので、通常は敬遠されます。

多くの局と交信したい場合は、やはりJARLに入会し、QSLカードを用意しておくとよいでしょう。



コールサインとRSレポートで交信成立
・・・他に、どんなこと話すの?
交信成立の最低条件は、お互いのコールサインとRSレポートの確認です。コンテストではコールサインとRSを含めたコンテストナンバーのみで終了します。しかし、通常の交信では、少なくともそれに加えて、運用場所や名前の紹介、QSLカードの約束くらいはするようです。

一般的にHFのSSBの交信は簡潔に済まし、VHFやUHFのFMでは比較的のんびりと話しをする傾向があります。もちろん、車の移動中や異常伝搬等でいつ交信が途絶えるかわからないときは必要最小限の交信になりますし、パイルアップ(大勢に呼ばれている)の場合もできるだけ短い交信にするのがマナーです。状況に応じて臨機応変に対応することが大切です。

ところで、FMなどでのんびり交信する場合はどんなことを話すのでしょうか・・・
初めての相手なので、運用状況や趣味などはわかりません。だから、必要事項の伝達が終わったあとは、無線機やアンテナの紹介、遠くの場合は気候の話題など、ありふれた無難な話しをするとよいでしょう。アマチュア無線の交信は言葉のキャッチボールですから、色々話すうちに共通の関心ごとが見つかるかもしれません。それから、無線ではお互いに、年齢や職業については尋ねないのがマナーです(聞かれてもいないのに自分の方から言うのは構いませんが)。
また、ちょっと気が合わない相手だなと思えば、形式的な挨拶のみで終了すればよいのです。

いずれにしても、多くの人と交信したり、他人の交信を聞いていると要領がつかめてくると思います。ただ、注意点は、すべての人が正しい交信をしているわけではありません。コールサインを言わないモービル局の暇潰しのおしゃべりや、仲間同士のラグチュー(気軽な世間話)などをワッチしても意味がありません。CQ呼び出しをしている局をよくワッチすることが重要です。しかも、なるべく無線用語をあまり使わず普通の話し方をしているCQ局をみつけて、その交信方法を参考にするとよいでしょう。



交信記録としてログをつけよう
ログとは相手局名や時間・周波数などの交信内容を記録する業務日誌です。以前は電波法で義務付けられていましたが、現在アマチュア局では法的義務はなくなりました。しかし、ログは必ずつけておかないと、いつ、どこの誰と交信したかわからないし、QSLカードの発行もできません。

ログはJARLなどの市販のログブックもありますが、ノートに線を引いて手作りのログブックでもよいのです。
最近はパソコンが普及していますので、「ターボハムログ」や「ログシス」などのフリーソフトを利用した電子ログを使っている人も多いです。
手書きのログではコールサインを検索するのも一苦労ですが、電子ログは瞬間的に過去の交信記録を表示してくれますし、QSLカード印刷も自動的に行うことができ、たいへん便利です。フリーソフトは無料ですので、HPからダウンロードして利用するとよいでしょう。


ログブック記入例
時刻
(開始)
時刻
(終了)
相手局コールサイン

RST 使用電波 備 考 QSL
相手 自局 型式 周波数 電力
1 2 10:35 10:42 JA1QTH . 57 59 FM 430 10 川崎麻生区、オカノ
1 2 10:45 10:53 7K3QSS/1 . 55 53 FM 430 10 鎌倉市、ヤマモト
1 5 15:10 15:16 JR2TTT . 59 59 SSB 50 50 清水市、小林 .
1 7 16:38 16:47 JH7AHR/7 . 599 599 CW 28 50 宮城県石巻市、ワタナベ .
1 10 07:25 07:28 JE8XXX . 57 55 SSB 7 50 釧路市、エンドウ .
1 12 15:41 15:46 JP6ZZZ . 59 59 SSB 21 50 福岡市、xx高校無線部、ヨシダ .
1 15 12:30 12:35 7L3TXT/1 . 59 55 FM 144 20 横浜市磯子区、ナカダ .
1 16 21:43 22:10 7M4VVV . 59 59 FM 50 10 横浜市旭区杉本 .
1 21 23:05 23:12 JF1QSX . 57 55 FM 1200 10 千葉県市原市、佐藤 .
1 25 19:24 19:30 DS5QRU . 59 59 SSB 50 50 韓国、KIM .
2 8 12:15 12:22 W2ABC . 59 59 SSB 14 100 USA,TX 、Bob . .
2 10 16:28 16:35 JO3QSX/MM . 57 57 SSB 50 50 三浦半島沖、栄光丸、河田さん . .

http://home10.highway.ne.jp/cwl/communicate.html


主な電信略符号
略符号
意味
略符号
意味
略符号
意味
ABT about:おおよそ AGN again:ふたたび ANT アンテナ
AR 連続して:送信終了符号 BURO bureau:ビューロー CPI copy:コピー
CQ 各局当て呼び出し CUAGN see you again CW continuous wave:電信
DE こちらは DX distance:遠距離、海外局 ES and:そして、・・と・・
FB fine business:すばらしい FER for:・・・のため FM from:・・から、周波数変調
FRM fromと同じ GB goodbye:さようなら GE good evening:こんばんは
GL good luck:幸運を祈る GLD glad:うれしい GM good morning:おはよう
GN good night:おやすみ GP GPアンテナ GUD good:良い
HH 連続して:訂正符号 HI 電信での笑い符号 HPE hope:望む
HPI happy:幸せ HR here:ここ HW how:いかがですか?
K どうぞ、送信して下さい MM maritime mobile:海上移動 OM old man:男性への敬称
OP operator:オペレーター PSE please:どうぞ PWR power:パワー
R 了解 RPT report:リポート RST 了解度、信号強度、音調
SIG signal:信号 SK 連続して:交信終了 SN soon:すぐに
SRI sorry:すみません TEST contest:コンテスト TKS,TNX thanks:ありがとう
TU thank you:ありがとう U you:あなた UR your:あなたの
VA 連続して:交信終了 VY very:すごく WL will:・・・するつもり
WX weather:天候 XYL 奥様、既婚の女性 YL young lady:女性の敬称
73 best regards:ごきげんよう(男) 88 love and kisses:ごきげんよう(女)


主なQ符号
Q符号
意味
Q符号
意味
QRA 当局は・・です。(名前) QRM こちらは、混信を受けています。
QRN こちらは、空電に妨げられています。 QRP 送信機の電力を減少してください。
QRS もっと遅く送信してください。 QRT 送信を中止してください。
QRV 用意ができました。 QRZ ?をつけて、誰かこちらを呼んでいますか?
QSB そちらの信号にフェージングがあります。 QSL こちらは受信証を送ります。
QSY 他の周波数に変更して伝送ください。 QTH こちらの位置は・・です。(住所、運用場所)




無線交信の基本は、ワッチ(聴取)です!


特に、電信では聴取により、交信の方法、略符号の順序、使い方を覚えます!


【次に、CQの出し方(交信相手を探す場合)】
自分からCQを出す場合 その周波数が他局で使用してないことを確認すること。(2〜3分ワッチ確認)
符号の意味 CQ,CQ,こちらは、JJ7PONです。お聞きの局がありましたら受信します。
モールス符号 CQ CQ CQ DE JJ7PON JJ7PON JJ7PON PSE K
練習の信号音 毎分25文字の速度です。
実際の信号音 毎分100文字の速度です。


上記のCQ電信は、国内外に飛びます。


もしかして、海外局からの応答があるかもしれません!


でも、慌てることは、ありません!


本文は理解出来なくても、コールサイン、名前、RSTだけは把握しましょう!


もし、それも、コピーできなかったら


UR CALL? UR NAME? UR RST? と打ち、何度でも聞き返しましょう!


【次に、相手からの応答】
「JA1AM局さん!、勝手にコールサインを使わせて頂きました!不都合があったらお知らせくださいね。」
相手からの応答 コールサインを確認できない時は、QRZ?(どちらですか?)を返信して確認。
符号の意味 JJ7PON、こちらはJA1AM、JA1AM、どうぞ。
モールス符号 JJ7PON DE JA1AM JA1AM AR K(ARは連続)
練習の信号音 毎分25文字の速度です。
実際の信号音 毎分100文字の速度です。


【次に、応答に対する返信】
応答に対する返信 ここでは、自分の名前、運用場所、RST等を返します。
符号の意味 JA1AM、こちらJJ7PON。おはようございます。OM、呼び出し有り難うございます。
あなたの信号は599で岩手宮古市に入感しています。
名前はHIROといいます。受信できましたか?
JA1AM、こちらはJJ7PON、どうぞ。
モールス符号 JA1AM DE JJ7PON GM OM BT(連続)TKS FER CALL BT(連続)
UR RST599 5NN HR IN MIYAKO MIYAKO CITY/IWATE BT(連続)
NAME IS HIRO HIRO BT(連続)
HW CPI? JA1AM DE JJ7PON KN(連続)
練習の信号音 省略します。
実際の信号音 毎分100文字の速度です。
[ BT(連続)は、文と文との間に使用します。]


【最後にQSLカードの交換を約束して交信を終わります。】
最後の返信 感謝の気持ちを表し、再会を約束して終わります。
符号の意味 今日は、FBな交信有り難うございます。カードはJARL経由でお送りします。
再び、このお空でお会いしたいものです。お元気でお過ごし下さい、さようなら!
モールス符号 TNX FB QSO BT MY QSL VIA JARL SURE 
BT HPE CUAGN 73 VA E E
練習の信号音 省略します。
実際の信号音 毎分100文字の速度です。
[ 73は、男性に対する「さよなら」の言葉。女性に対しては88]




コツ
最初の交信 まず、第三者同士の交信を聴き、キー局の名前、住所等をメモります。
その交信が終わったのを確認したら、キー局を呼び出します!

そうすることで、安心して交信できますよ!勇気を持って、電波を出してください!
早く打つ必要はありません!自分のペースで打ちましょう!
相手が、それに合わせてくれますよ!

自ら、CQを出すのは、慣れてからの方がいいかもです。
交信内容を理解できない場合 最初は、頭が真っ白になり理解できないものです!気にしないでくださいね。
でも、相手のコールサインだけは確認しましょう!そして、自分の伝えたい内容を一方的に送信して、さよなら、して良いですよ。!
書き留めること 交信内容は、できる限り書き留めてくださいね。もちろん、理解できる部分だけでいいです!その時交信したカードが来たら、自分が書き留めたメモとカードの内容を確認しましょうね。
QSLカード交換 カード交換は、ダイレクトに本人同士の交換もできますが、
JARLに入会して、ビューロー経由の方が安上がりですよ。交信の最後には、ビューロー経由で送る旨を伝えてくださいね。

カード


左図が、QSLカードの書き方です!ちょっと見づらいですがご免なさい!


右の2枚は、私のQSLカードで、浄土ヶ浜と秋祭りの写真で作りました!


QSLカードは既製品もありますが、故郷の写真で作れば「我がふるさと」を紹介できますよ。!


JARL(日本アマチュア無線連盟)経由でカードを転送する場合は、


カードの大きさが決められていますので、注意してくださいね!


QSLカードの書き方 私のQSLカード 私のQSLカード


やはり、RSTレポートが分からない方も多いと思いますので,概ね以下の通りですよ。!
解説 無線の電波の聞こえ方の状態をRSTで表したレポートを交換します!
電話は、RSで、電信はRSTでレポートします。
信号強度(S)は無線機のSメーターで読みますが、RとTはその人の主観的なものです。
私の場合には、通常に不便なく受信できる時は、59、599をレポートします。
交信の時に、自分で瞬時に判断してもかまいませんよ。
R(了解度) 1.了解できない
2.かろうじて了解できる
3.かなり困難だが了解できる
4.事実上困難なく了解できる
5.完全に了解できる
S(信号強度) 1.微弱でかろうじて受信できる信号
2.大変弱い信号
3.弱い信号
4.弱いが受信容易な信号
5.かなり適度な強さの信号
6.適度な強さの信号
7.かなり強い信号
8.強い信号
9.非常に強い信号
T(音調/電信) 1.きわめて粗い音調
2.たいへん粗い交流音で、音楽の感じは少しもしない音調
3.粗くて低い調子の交流音で、いくぶん音楽に近い音調
4.いくらか粗い交流音で、かなり音楽に近い音調
5.音楽的に変調された音色
6.変調された音、少しビューッという音を伴っている
7.直流に近い音で、少しリプルが残っている
8.良い直流音で、ほんのわずかリプルが感じられる
9.完全な直流

http://www16.ocn.ne.jp/~amapro88/ryakuhugou.html




アマチュア無線




 ・アマチュア無線の歴史(?)

 アマチュア無線というと、無線をやっていない人曰く「妖しい人」だの「マニア」だの「盗聴している」なんてよく言われますね。確かに私のまわりにいると、そういう印象が強いのかもしれませんが(^^;

 でも、それはあくまで「アマチュア無線」ではなく、アクションバンド的な受信をしていたり、いろいろと作ったり、電子、電気関係のことをあーだこーだ言っているとマニアに見えるようです(笑)

 昔の人たちは私以上に熱烈に自作したり受信したりしていたと思います。最近の人がただそういう知識がなさすぎたり、そういうものより、パソコンで遊んだ方が楽しいということで、無線技術から離れてしまっているんだと思いますね。

 なんてことはさておき、アマチュア無線の発端としては、戦前だったと思いますが、まだアマチュア無線の免許がおりない時代で、ある人たちが無線機を自作し、交信し、「日本アマチュア無線連盟」というものを勝手に作り、コールサインも勝手に作って運用していたという有名な話があります。

 そのような事実を知った逓信局(現電気通信管理局)の職員がびっくりしたといいます。昔の人はとても技術があり、何から何まで自作していたのです。もちろんそのころにメーカー製の無線機などは存在しない時代ですが。

 しかし、自作と言っても今みたいに部品が豊富にある時代ではありませんから、アメリカ軍からのジャンク品や、テレビなどに使われていた真空管を使って作られていました。ところが当時のものは周波数特性や、周波数の安定度が悪く、使っているとすぐにドリフトしてしまったりして相手が聞こえなくなったりしてしまったようです。

 「だからこんなの使えない」ではなく、「これ以上のものを作る」べく新しいものを作るということをして、今の技術が成り立っているものだと思います。昔の無線機から今の無線機の技術の移り変わりは、昔の技術者たちの技術があったからこそ今があると言っても過言ではないと思います。

 最初はL(コイル)C(コンデンサ)発振だけのものだったので、周波数の安定度が悪く、温度によって周波数がずれてしまうという欠点がありました。その後水晶発振が主流になり、周波数はぴったり動かないのですが、その周波数しか出られないため、出たい周波数だけ水晶を用意しないとだめなので、コストがかかるという欠点がありました。そして現在、PLL(Phase Lock Loop)という方式が主流となっています。

 今だからメーカーが高価な無線機を売りに出してユーザーが操作をするだけ、という時代になりましたが、アマチュア無線の歴史をみてみるととても深いものです。送信機も実際にしくみを知り、実際に作ってみると難しいけど簡単なのです。ブロックで考えると「送信部分」「受信部分」「コントロール部分」の三つしかありません。コントロール部分には「周波数表示」「各機能操作」「送信周波数制御」などがありますが、プログラムによりどうにでもなります。

 このように考えてみると結構簡単ですよね(?)。是非みなさんも一度無線に限らずいろいろなものを作ってみてはいかがでしょうか。



 ・各周波数帯の様子

 ●私の知らない未知の周波数(3.7MHz、3.8MHz、18MHz、24MHzなど)はカットします(笑) そういえばWARCバンドなんて聞いたことすらないような・・・


 ・1.9MHz

 アマチュアバンドで一番低い周波数です。ここはバンド幅もずいぶんと狭く、CWのみ使用できます。そんなわけで3アマ以上の人が使える周波数です。伝搬の仕方はというと、周波数を見ればわかる通りですが、中波放送と同じような伝搬をします。昼間は電離層で吸収されてしまうため、近場の局の直接波しか受信できませんが、夜になると電離層反射によってかなり飛びます。


 ・3.5MHz

 電話でQSOできる一番低い周波数です。波長が80mと長く、アンテナのサイズもかなりでかくなるため、都心でON AIRしている人は結構少ないようです。というか、広い土地がある都心部から離れた場所の人が、の〜んびりしたQSOをしているバンドですね。コンテストがあるとずいぶんとにぎやかになりますが、普段はのんびりとしています。農家バンドなんて言われているようですね(笑)


 ・7MHz

 7MHzと言えば一日中必ず誰かがいるバンドです。誰かがいるというより、一日中にぎやかと言った方がいいかもしれません。結構時間帯によってコンディションが変わったりする事がありますが、一年通して全国とQSOできる周波数ではないのでしょうか。このバンドはHFの入門バンドと言われていますが、確かにV/Uをやっていた人がHFをはじめるというと、このバンドのようですね。あまりにも人が多いため、混信だらけです。


 ・14MHz

 14MHzは2アマ以上の資格を持っている人しかON AIRできない、超紳士バンドです。また、DXバンドとしても有名で、よく海外の局が聞こえるようです。海外と言ってもアジアの局などではなく、イタリアとかのヨーロッパの局が中心だと聞いた覚えがあります。14MHzに出たいがために2アマを取った人も結構いるのではないのでしょうか。


 ・21MHz

 21MHzといえば誰でも出られるDXバンドとして有名ですね。21.250MHz〜21.350MHzあたりではコンディションがよければ「CQ DX〜」という声がよく聞こえてきます。最近ではサイクル23に伴い、コンディションがどんどん上昇しています。21MHzではアメリカがよく聞こえてくるらしいですね。コンディションがかなり悪かった数年前ではアメリカなんて全然聞こえてこなかったと言われていましたから、この機会に本場アメリカの各局とQSOするのもいいかもしれません。


 ・28MHz

 このバンドはHF帯で唯一FMで出られる周波数帯です。SSBはというと・・・、いつも静かですね。SSBの割り当てが1MHzもあるので、ラグチューなどにはかなりいいかもしれません。といってもこのバンドはFMがメインのようですし、ラグチューするにもFMを使っている人も少ないですし、音質もいいということから、FMがメインで使われています。いっそのことSSBの割り当てを少し削ってFMの割り当てを広げればいいんですけどね・・・。


 ・50MHz

 この周波数帯は、その昔、入門バンドと言われ、無線をはじめたらまずここと言われていたようです。現在ではお手軽な144/430MHzが入門バンドとなっているようですが、50MHzからはじめた人にはいまだ根強い人気があります。バンド幅が4MHzと広い割に出ている人は少ないので、普段はラグチューバンドとして活用されているようです。ところが一度コンディションが上がると「どっからわき出してきたんだ」というくらいのにぎわいとなり、50.20MHz近辺ではパイルアップの嵐となります。CQを出すならSSB、ラグチューならFMというのが相場のようです。OMさんの中にはIC−505や、FDAM−3、FT−690などを今でも大切に保管されている方も多いのではないのでしょうか?そういえば今ではあまりないようですが、このバンドはTVIに悩まされた人が多かったようです。昔のテレビのIFとぶつかることが多かったようですね。あとは高調波で出たりもします。なかなか苦労の多いバンドですが、一番楽しいバンドかもしれません。


 ・144MHz

 大昔は144〜148MHzまであったアマチュアバンドも今では146MHzまでとなっており、かなり狭いです。ちょっと前まではアンカバーバンドとまで言われたバンドで、バンド内ではコールサインなんてほとんど聞かないようなバンドだったみたいですね。ところが最近ではアンカバーも狭くて混信が多いのがイヤになったのかどんどん430MHzに上がっているようで、結構静かなバンドとなっています。FMではお約束の人しか出ていないようですが、このバンドのメインはなんと言ってもSSBでしょう。コンディションがいいときには全国とQSOできるようですし、冬場などでも1エリアから6エリア、8エリアとQSOができるようです。そういえば2mSSBというのはおきまりがあるようで、2ndQSOは禁物とのこと。最近2mSSBに出ようとしている方がいらっしゃいましたら気をつけましょう(笑)


 ・430MHz

 430MHzと言えば、先ほど書いた通り、お手軽入門バンドとして超有名なバンドでしょう。V/Uの中では一番出ている局数の多いバンドではないかと思います。モービルでも簡単に出られるので、アンカバートラッカーにも人気のようです。SSBの割り当てや衛星の割り当てではFMの割り当てのごとくにぎわっています。昔、山に移動に行ったときにハンディで衛星の周波数帯をスキャンしてみると空き周波数がないほどでした。これだけアンカバーがいるのにはビックリですね。これじゃいくら取り締まってもきりがないだろうなぁと思ってしまいました。まぁきりが無ければ仕事がずっとあるわけで、どんどん取り締まってほしいと思う今日この頃ですが・・・。まぁまだアマチュアバンド内であれば業務局に妨害を与えないので、やはり2mのオフバンドに出ている局の取り締まりとか、違法CB、違法パーソナルの取り締まりで忙しいのでしょうか。困ったもんです、ハイ。それに、都市部のレピータでは、妨害などで使い物にならないものが多く、またメインを聞いていても変な頭のおかしい野郎が出てきたりで、最近めっきり聞かなくなってしまいました。

※最近は無線人口が減ってきたからか、430のメインはめっきり静かになっちゃいました(^_^; (2004/08/31)



 ・1.2GHz

 1200MHz帯は広くて静か、このバンドの良さはあまり言いたくないバンドです。スキャンしてもたまにメインの近くでCQを出している人と、はじっこでラグチューをしている人がちらほらいるくらいで、大体がローカルと周波数を決めてQSOしている人が多いようですね。周波数が広いので、混信は皆無、混信が出れば一つダイアルを回せば大丈夫と言った感じです。またレピータもとても静かで妨害を与える人はいないし、ローカルなレピータならラグチューしても大丈夫だったりします。最近では1200MHzに出られるリグが増えてきているので、出ている人も少しずつ増えているようです。やはり430MHzの混信に耐えられなくなったのでしょう(笑)

※ただし、今現在ではメーカーが1.2GHzのリグを生産中止してしまったので、新品では在庫でしか買えないそうです。(2004/08/31)



 ・2.4GHz

 このバンドはあまりに広いです。誰もいません。電子レンジの周波数に限りなく近いので、結構キケンなバンドでしょう(笑)

 また、ウワサによると表皮効果により、電波が同軸ケーブルからモレモレでは、と・・・。真相は分かりませんが、空中線は遠くに離して使いたいですね。ロスは最低限にしないといけないですし、2400MHzに直接、波が出せる無線機より、アンテナ直下でのアップバータの使用の方が効率がいいようです。確かに2m→2400の方が、2mの電波のロスなんて気にするところ無しですからね・・・。


 ・5.6GHz以上

 未知の周波数となっております(笑)。2.4Gを攻略したら、次は5.6G、10Gへと。。。





 ・基本的なQSO(交信)の仕方

 最近はCQによるまともなQSOをしなくなってしまったので、すっかり忘れてしまっていますが、基本的なQSOの仕方を書きます。
 なお、登場するコールサインは実在しないものです。



 ・自分でCQを出すとき

自局 CQ CQ CQ、こちらはセブン マイク ワン ケベック シアラー オスカー、7M1QSO 埼玉県さいたま市です。どちらか入感局ありますか、受信します、どうぞ
相手局 こちらはジュリエット アルファー ワン ケベック ロミオ ズル どうぞ
自局 JA1QRZ、こちらは7M1QSOです。早速の応答ありがとうございます、こんにちは。こちらからファイブ ナイン、5 9のレポート(R(了解度)S(信号強度)レポートを送る。了解度は5段階で、信号強度は無線機のSメーターの値を送る)をお送りします。QTH(住所)は埼玉県さいたま市です。名前はサトウといいます。桜のさ、東京のと、上野のう(これは和文通話表というものがあり、決まっている)サトウです。今後ともひとつよろしくお願いします。JA1QRZ、こちらは7M1QSOです、どうぞ
相手局 7M1QSO、こちらはJA1QRZです。早速のピックアップありがとうございます。こちらからシグナルレポートはファイブ セブン、5 7のレポートを送ります。QTHは群馬県前橋市、名前はコバヤシです。子供のこ、はがきのはに濁点、大和のや、新聞のし、コバヤシです。QSLカード(交信証明書、放送局のベリカードみたいなもの)はよろしければJARL(日本アマチュア無線連盟の略、ジャールと発音する)に送っておきますがいかがいたしましょう。7M1QSO、こちらはJA1QRZです、どうぞ
自局 了解です。JA1QRZ、こちらは7M1QSOです。群馬県前橋市のコバヤシさんとコピー(聞き取ったという意味)しました。こちらからもカードはJARL経由で送ります。

 あとは適当に話をすればいいと思います。初めて交信しているから緊張しているとか、OM(OLD MAN:古くから無線をやっている人のこと)さんとつながったら昔話をしてもらってもいいのでは。HFでは、例えば北海道の人と九州の人がしゃべったりできるので、まず天気の話「こちらのWX(気象状態)は晴れです。気温は35度あります」みたいな会話がよく聞かれます。その辺はまずいろいろな人のQSOを聞いて研究しましょう。



 ・終わるとき

自局 JA1QRZ、こちらは7M1QSOです。本日はどうもありがとうございました。またつながりましたら一つよろしくお願いします。そろそろファイナル(ファイナルとは送信機の終段のアンプのことを言うが、最後ということからよく使われる)です。JA1QRZ、7M1QSOです、どうぞ
相手局 了解。7M1QSO、こちらはJA1QRZです。どうもありがとうございました。またよろしくお願いします、セブンティー スリー(男性に対して73、女性に対して88(エイティエイト)と使う)さようなら
自局 ありがとうございました、73


 逆にCQを出している人に応答する場合はこれの自局を相手局、相手局を自局に置き換えてQSOすればいいでしょう。QSOの仕方は人それぞれなので、よくワッチ(受信して聞くこと)して研究してください。なお、誰のQSOの仕方が正しいということはありませんが、明らかに間違った使い方をしている人をよく見かけます。その辺は見極めないとなりません(笑)



 ・困ったときは

 ・相手のコールサインが全部聞き取れないとき

   QRZ(誰かこちらを呼びましたか?の意味)、再度コールください、こちらは7K2QRXです、どうぞ


 ・相手のコールサインが一部とれないとき(プリフィックス(上3文字)はとれている)

   プリフィックスJP3の局、再度お願いします、どうぞ


 ・相手のコールサインが一部とれないとき(サフィックス(下3文字)はとれている)

   サフィックスYAAの局、再度コールください、どうぞ



などなど。まだ話は続くかも?
http://7m3ltd.ddo.jp/~ltd/ham.htm

初めてのCQ

ここでは、初心者が初めて電波を送信する時の注意点を書いてます。間違いありましたらご指摘ください。

無線従事者受験→従事者免許合格→無線機購入→開局申請→開局」で初めて無線機から電波を送信してよい事になっていますが、実際の免許取得時の勉強は全く実用性がありません。
そこで、初心者向けに簡単に説明してみます。(私も似たようなもんですが・・・笑)
話し方は基本的に同じですが、交信の仕方に微妙に違いがあります。
3.5Mhz〜28Mhz その他SSB の場合
 と 29Mhz/50Mhz/144Mhz/430Mhz〜 FM ではCQのかけ方が異なります。


CQ前に準備するもの(こと)

アマチュア無線で交信した際には、ログ帳というものに記録していかなければいけません。まだ、お持ちでない方は早急にお近くのアマチュア無線ショップで購入してください。

1.比較的?正確な時計
2.ログ帳(最近はハムログかな?)
3.ボールペン

また、無線機の電源の確保は当然として、SWRのチェックなどは事前にしておいたほうが良いでしょう。(特にHF帯)


FMの場合のCQの出し方

まずFMの場合、メイン(CALL周波数)というのが割当られており、29.000、51.000、145.000、433.000がそれぞれのバンドでメインチャンネルと呼ばれています。このメインチャンネルとは、一斉呼び出し用の周波数でブロードキャストする際に使用します。なので、メインでそのまま話を始めると怒られますので注意してください。^^;

さて、430(430Mhz)を例にCQのかけ方を進めていきます。

1.FMに使用が許されている(BANDプランを見てください)範囲で適当な空き周波数を見つけます。
2.数分間傍受して交信を与えないことを確認して、「混信妨害を与えていませんか?」の確認をする。例433.08
  (この時、空いていなければ別の周波数にして再度確認をする。)
3.433.000に周波数を合わせてCQをかけ、「次回433.08にて再度コールします。各局さんお相手ください」等と呼ぶ。
4.433.08に周波数を合わせ、CQをかけ「メインよりQSY並びに433.08お聞きの局いましたら応答ください」等と呼ぶ。
5.誰かが応答してきたら、ログ帳に相手コールサインスタート時間周波数モードなどを記入する。
6.相手の電波を受信している時に、了解度、無線機のシグナルを確認して、ログ帳に記入する。
7.自分の名前場所RS(シグナルレポート)を相手に伝え、相手の名前、住所(○○区、○○市のレベル)を聞く。
8.相手から言われたRSをログ帳に記入する。
9.後はのんびり世間話でも、趣味の話でもすれば良いでしょう。

と言った感じで、アマチュア無線独特の儀式?みたいな謎な会話を先に行うようにして、交信を確立してから普通の会話をしましょう。

10.会話が終わって更に暇な場合は、「更にお聞きの局はいらっしゃいますか?こちらは・・・」とコールしてみましょう。


SSBの場合のCQの出し方

SSBに割り当てられた周波数では、任意の周波数を使ってCQをかけることになります。メインチャンネルなどはありません。ですので、FMに比べて長めのCQをかけ、見つけて貰わなければいけません。
また、FMの各周波数に比べて本格的にやっている人が多いので周りの会話を聞いて、練習しましょう。

基本的にはFMの5.〜と同じです。

それと、QSLカードという言葉を一度は聴いたことがあると思いますが、これは交信証のことです。相手に交信した証として送るカードの事で、葉書サイズのものです。ここには、年号/日付/時間/RS(T)/BAND/MODE/相手のコールサイン、等を記入します。これを受け取り各種コンテストやアワード等に使う人も居るので、きちん正確に書いてあげないと注意される場合もあります。ですので、ログはキチンと付けましょう。
しかし私は俗にいうメンコ集めはしていないので、交信の記念程度として戴ければ、どうでも良いですが・・・

と言うわけで、HF帯では必ず求められる為、一応発行しています。

またカードを一枚一枚個別に郵送で贈るのは大変な労力と費用になります。そこでQSLカード専門の郵便局?みたいな事をしているJARLという機関がありますので、入会しても良いでしょう。

 

無線の用語

CQは無事にかけれましたか?良く交信を聞いてQTHやQRAと言う独特の用語を耳にすると思います。一般的に電話にて
交信する際、使用されるものや、知っていたほうが良いQ符号について下表にまとめました。参考にされてください。

符号

関連

QRA

名前

私のQRAは○○○です。

QTH

住所

私のQTHは○○○です。

QRZ

呼出

誰か読んでいますか?の意。QRZ?こちらはJ○1×××どなたかお呼びですか?

QSO 交信 交信をする。先日○○さんとQSOしました。

QRM

混信

交信時に混信しているときに使う。QRMがあります。

QRT

閉局

そろそろQRTしたいと思います。

QSB

信号強度

若干QSBがあります。(Sメータなどの信号強度の変化がある)

QRP

小出力運用

出力を落とすこと。又5w以下での運用時にこちらはJ○1×××QRPという。あるいはQRP運用しています。等

QRO

送出出力

出力をアップすること。

QRV

運用

HF〜430までQRVできます。久しぶりにQRVしています。等

 

その他、無線で一般的に使用される知っているべき用語を載せてみます。

用語

関連

レポート RS(T)のこと。交信時相手にレポートを送るのは常識です。RSレポートとも言う。
一般に31〜59が使われる。「さんいち〜ごうきゅう」10の位はR、1の位はSとなる。
R リアビリティの頭文字。了解度のことで1〜5までの数字がある。1:無感2:了解できない3:何を言っているか了解できない。4:雑音があるが了解できる。5:明瞭に聞き取れる。
S シグナルストリングスの頭文字。一般に1〜9までの受信感度をいう。
9以上の場合は59+と言ったり、○○dbオーバーで入感とも言う。
フルスケール Sメータの全スケール。振切っているときに「フルスケールで入感」という。
T CW運用時にだけ送るレポート。音調トーンのこと。1〜9までの数字。
ポータブル 移動 移動時に自局のコールサインの後につける。こちらはJ○1XXXポータブル1です。
ポータブルの後の数字は移動先エリアナンバー。ポータブル=ストロークでも良い
モービル 移動 移動物体に載っているときに自局のコールサインの後につける。
こちらはJ○1XXXモービル品川。モービルの後に移動先地域名を付ける。
ちなみに海上の場合はマリンモービルという。通常MMと明記します。
各局 交信 複数名で交信時に相手コールサインの後につける。
7○1△△△局、各局、こちらはJ○1XXX。
ラグチュー 交信 まったりと会話をするの意。毎日ローカルとラグチューをしています。

ファイナル

閉局

そろそろファイナルをお送り致します。(終了したいときに使う)
余談ですが、全く違った意味で終段管のこともファイナルと言います。

ビューロ 交信証 QSLを転送する機関をいう。国内ではJARLのこと。QSLはビューロ経由でお送り致します。
島根 交信証 QSLカードの転送を行うJARLのことを指す。ビューロが島根県にある為そのように表現されているようです。QSLは島根ビューロ経由でお送り致します。


http://www.djkootan.com/ar/first_cq.htm




「お間抜けアマチュア無線」タイトルページに戻る