基本的な管制用語

 

磁方位早見




単位換算

単   位

メートル

キ  ロ

1マイル・海里
nautical mile NM

1852m

1.852km

1フィート・ft

0.305m

0.0003km

1ノット・kt

-

1.852km/h

 

 

フォネティックアルファベット

アルファ

B

ブラボー

C

チャーリー
シャーリー

D

デルタ

E

エコー

F

フォックストロット

G

ゴルフ

H

ホテル

I

インディア

J

ジュリエット

K

キロ

L

リマ

M

マイク

N

ノーベンバー

O

オスカー

P

パパ

Q

ケベック

R

ロミオ

S

シーエラ

T

タンゴ

U

ユニホーム
ウニホーム

V

ビクター

W

ウィスキー

X

エクスレイ

Y

ヤンキー

Z

ズール

 

 

数字の発音

ジロ

ワン

ツー

ツリー

フォゥアー

ファイフ

シックス

セブン

エイト

ナイナー



※実際の交信を聴いていますと、特に数字の0は、ゼロ3は、スリーと言ってることが多いです。

数字の発音の例

コールサイン

Allnippon 937 (オールニッポン ナイナー ツリー セブン

アメリカなどでは、Allnippon 937 Heavy のように大型機は、Heavyつけることもあります。

高     度

Flight Level 240(フライトレベル ツー フォー ジロ

9 thousand  / 9000  (ナイナー タウザンド)

11 thousand /11000  (ワン ワン タウザンド)

速     度

Speed 210 knots(スピード ツー ワン ジロ ノット)

距      離

20 miles  / (ツー ジロ マイルズ)

周  波  数

124.7MHz   (ワン ツー フォー デシマル セブン) 点は、デシマルと発音。

ワン ツー フォー ポイント セブン)のようにポイントを使う人も有り。

滑  走  路

Runway 32L (ランウェイ ツリー ツー レフト

風     向

280 degrees at 12 knots(ツー エイト ジロ ディグリース アット ワン ツー ノット)

Q  N  H

QNH 2983  (キュー エヌ エイチ ツー ナイナー エイト ツリー

機 首 方 位
(Heading)

Heading 260 (ヘディング ツー シックス ジロ

航  空  路

V28  (ビクター ツー エイト

 

主な国内航空会社コールサイン

会社名(2レター/3レター)

コールサイン

読  み

日本航空(JL/JAL)

JAPAN AIR
J-BIRD

ジャパンエア
ジェイバード

JALエクスプレス(JC/JEX)

JANEX

ジャネックス

J-Air(XM/-)

J-AIR

ジェイエア

JALWAYS(JZ/JAZ)

JALWAYS

ジャルウェイズ

日本アジア航空(EG/JAA)

ASIA

エイシア

日本トランスオーシャン航空(NU/JTA)

JAY-OCEAN

ジェイオーシャン

日本エアコミューター(3X/JAC)

COMMUTER

コミューター

全日空(NH/ANA)

ALL NIPPON

オールニッポン

エアーニッポン(EL/ANK)

ANK AIR

アンクエア

エアージャパン(NQ/AJX)

AIR JAPAN

エアージャパン

日本貨物航空(KZ/NCA)

NIPPON CARGO

ニッポンカーゴ

スカイマークエアラインズ(BC/SKY)

SKYMARAK

スカイマーク

北海道国際航空(HD/ADO)

AIR DO

エアドゥ

中日本エアラインサービス(-/ALS)

ALICE AIR

アリスエア

スターフライヤー(7G/SFJ)

MOTHER COMET
STARFLYER

マザーコメット
スターフライヤー

 

通信コード

航空機と管制などで行われるラジオチェック(送受信の確認)
で使われるコードです。


管制:How do you read?(こちらの感明度はどうですか?)
という問いかけに対して、障害もなくはっきり聞き取れる場合、

航空機:Loud and clear.(感明度、良好です)
が使われますが、障害がある場合などは、
下記の通信コードを使って
航空機:read you three(3)
やreading you three(3)
という言い方をします。

read you(reading you)以下に下記の数字が使われます。

1(ワン)

聞き取れない

2(ツー)

時々聞き取れる

3(ツリー)

困難だが聞き取れる

4(フォゥアー)

聞き取れる

5(ファイフ)

完全に聞き取れる

 

エアーバンドに出る、単語、略語、用語

ABORT

中止

ABOVE 〜

〜以上で  
対)BELOW〜 〜以下で

ABN(Aerodrome Beacon)  飛行場灯台
ACC(Area Control Center) 航空交通管制部

ACCEPT

受け入れる

AD(Aerodrome) 飛行場

ADF APPROACH

NDBの方位データを使って進入する着陸方式。

ACKNOWLEDGE 

応答してください

AEIS

航空路情報提供業務

AFFIRM

そのとおりです

AFFIRMATIVE

そのとおりです

AIM(Take-off Aiming Lights) 離陸目標灯

AIRWAY

航空路

ALB(Approach Light Beacon) 進入灯台

ALT(Altitude)

高度

ALTN(Alternate) 代替空港

ANY ALTITUDE

任意の高度で

AP(Airport) 空港
APCH(Approach)   進入
APP(Approach Control(Office)) 進入管制(所)

APPROACH CLEARANCE

進入許可

APPROACHING 〜

〜に接近中

APPROVED

許可・承認します

ARRIVAL

到着

ARSR(Air Route Surveillance Radar)

航空路監視レーダー

AS(Air Speed)  対気速度 
ASDE(Airport Surface Detection Equipment)  空港面探知レーダー

ASR

空港監視レーダー

ASSIGNED

指定された

ASSIGNED ALTITUDE

指定高度

ATC(Air Traffic Control)  航空交通管制 

AT PILOT'S DISCRETION

パイロットの判断で

AVAILABLE

もし、可能ならば

ATIS(Automatic Terminal Information Service)  飛行場情報放送業務 
AWY(A/W:Air way)  航空路 

BAD WEATHER

悪天候

BASE TURN

ダウンウインドレグからベースレグに入る旋回

BEARING(BRG)

方位

BELOW 〜

〜以下で
対)ABOVE〜 〜以上で

BOUND

飛行中の

BREAKING ACTION

ブレーキング・アクション(ブレーキの利き具合)
※滑走路が雨や雪で滑りやすくなった場合の
ブレーキの利き具合を表します。

GOOD

良好

MEDIUM TO GOOD

おおむね良好

MEDIUM

普通

MEDIUM TO POOR

不良

POOR

極めて不良

VERY POOR

極めて不良で危険

BREAK

通信の区別をするときに使用

BREAK BREAK

送信多忙中に、他の航空機との通信を区別するときに使用

BROADCASTING OUT

不特定多数に向けた一方送信を終わります、返答はいりません。
(QNHなどの変更時に航空機に向けた送信に使われたりします。)
単にOUTで使う場合もあります。
例)All Stations KANSAI New QNH 2985,2985 Broadcasting Out.
或いは(Tower Out.)などなど。

CAB(Civil Aviation Bureau)

国土交通省航空局

CB(シービー/チャーリー・ブラボー)

積乱雲

CALLING

呼び出す

CALL SIGN

コールサイン(呼び出し符号)
旅客機の場合、航空会社+便名が使われる。
日本航空(JAPANAIR ・ジャパンエア)+便名
全日空(ALLNIPPON・オールニッポン)+便名
などなど・・・。
個人所有の小型機などの場合、
登録記号(レジ番号とも言います、
翼や胴体に書いてある、JAで始まる番号、
例)JA5213(ジュリエットアルファ ファイブ ツー ワン スリー)
がコールサインに使われてます。
ちなみに、日本はJA、アメリカは、など国籍記号+番号で
表示されています。

CANCEL

キャンセル

CANCEL RESTRICTION

制限を解除します

CAPTURE

捉える

CAS(Calibrated Air Speed)  較正対気速度 

CAT

 
1.Category 

カテゴリー

2.Clear Air Turbulence  CLEAR AIR TURBULENCEの略
晴天乱気流
 

CAUTION WAKE TURBULENCE DEPERTING (機種名)

出発する(機種名)の後方乱気流に注意してください

CEIL(Ceiling)  雲高 

CEILING

全天の5/8以上を覆う雲層であり、20,000FT未満のもののうち
地表または水面から最も低い雲層の雲底までの高さのこと

CELSIUS

摂氏
日本では使われないが海外のATISでは出てくるときがあります。
例)temperature 18 Celsius (摂氏18度)

CHECK

チェック

CIRCLING

円形旋回

CLEARED

許可・承認します

CLEARED FOR TAKE OFF

離陸支障なし(離陸を許可します)

CLEARED TO LAND

着陸支障なし(着陸を許可します)

CLIMB

上昇
対)DESCEND 降下

CLIMB AND MAINTAINN 〜

上昇して〜を維持してください

COMMENCE

始める

CONFIRM

確認します

COMPLY WITH RESTRICTION

制限に従って

CONTACT

交信してください

CONTACT XX ON ○○
※"ON"は、省略されることも多いです。

XXと周波数○○で交信してください

CONTINUE

続ける

CONTINUE APPROACH

進入を続けてください

CONTINUE CLIMBING TO 〜

〜まで上昇を続けてください

CONTINUE TAXIING

地上走行を続けてください

CORRECT

そのとおりです

CORRECTION

訂正します

CPDLC(Controller Pilot Link Communication)  管制官パイロット間データ通信 

CROSS XX AT ○○

XXを○○の高度で通過してください

CROSS RUNWAY(滑走路番号)

滑走路(番号)を横断してください

CROSS WIND

横風

CWP(Central West Pacific)  中西部太平洋(主要世界航空路区域の一つ) 

DA

決心高度(DECISION ALTITUDE)の略
※精密進入を行う場合の進入限界高度で、平均海面からの高度

DEPARTURE

出発・出発機

DEPARTURE

SID(シッド)標準計器出発方式
STANDARD INSTRUMENT DEPARTUREの略
飛行機の出発方面に応じて設定されている航空路までのルート。

DESCEND

降下
対)CLIMB 上昇

DESCEND AND MAINTAINN 〜

降下して〜を維持してください

DESCEND AT PILOT DESCREATION

パイロットの判断で降下してください

DESTINATION

目的地

DESTINATION CHANGE

目的地変更

DH

決心高(DECISION HEIGHT)の略
※滑走路末端か接地帯標高からの高さ。

DIST(Distance)  距離 

DISREGARD

取り消します

DME

機上で無線標識までの距離を示すための
電波を発射している無線標識
VORDMEになると、飛行方向もわかるようになります

DML(Runway Distance Marker Lights)  滑走路距離灯 

DOUBLE TRANSMISSION

二重送信

DOWN BURST

地表付近で下降気流の中心から外側に向かって吹く風

DUE TO TRAFFIC

他機のために、

EAT

EXPECTED APPROACH TIMEの略。
進入予定時刻

EDCT

EXPECTED DEPARTURE CLEARANCE TIMEの略。
航空機の出発制限時刻

ELEV(Elevation)  標高 

ESTABLISHED

高度または針路を確立した状態。
例)
Maintain 2000 established on the final approach course.
最終進入コースに乗るまで2000フィートを維持してください。

ESTIMATE

予定

ETA

到着予定時刻(ESTIMATE TIME ARRIVALの略)

ETD

出発予定時刻(ESTIMATE TIME DEPARTUREの略)

EXPECT DEPARTURE AT OR LATER THAN (時間)

出発可能時刻は、(時間)以後になります。

EXPECT DEPARTURE (数字)MINUTES BEHIND(先行機)

出発は、(先行機)(数字)分後の予定です。

EXPECT DEPARTURE AFTER ARRIVAL OF (到着機)

出発は、(到着機)の着陸後の予定です。

EXPEDITE TAXIING

地上走行を急いでください

EXPEDITE TAXIING OFF THE RUWAY

急いで滑走路をあけてください

EXTREME TURBULENCE

操縦不可能になるような乱気流

FAF(Final Approach Fix) 最終進入フィックス
FALLING RAPIDLY  急下降(ATISなどでよく使われます)
対)RISING RAPIDLY・・・急上昇
 

FIR

FLIGHT INFORMATION REGIONの略
飛行情報区

FL

フライトレベル
高空や海上での飛行時に気圧の変化による
補正をせずに、アルチメーターセッティングを
標準大気圧1013mb(29.92インチ)にあわせたまま飛行し、
このときの高度計の読みをフライトレベルと呼んで3桁の数字で表す

FLIGHT VISIBILITY

飛行中の航空機から視認できる前方の視認距離

FLO(Apron Flood Lights)  エプロン照明灯 

FLY HEADING XX

機種方位、XXで飛行してください

FLY RUNWAY HEADING

滑走路の方位で飛行してください

FOR VECTOR TO ○○

○○までレーダー誘導します

FOR SPACING

間隔をあけるため

FPM(Feet per Minutes)  フィート毎分 
FT(Feet)  フィート(0.3048m) 

FUEL

燃料

FUEL DUMP

燃料投棄

GATE

駐機場

GCA (GCA APPROACH)
交信例は、ココをクリック

グランドコントロールアプローチ(PARアプローチとも言います) 着陸誘導管制
管制官が、レーダー画面を見ながら、方位、速度、高度を指示しながら滑走路へ着陸させる着陸方式

GLIDE SLOPE(GS)

グライドスロープ
滑走路に対する進入角を提供する電波や灯火
LS (ILS APPROACH)参照

GO AHEAD

送って下さい(どうぞ)

GO ARROUND

着陸復行

GOOD MORINING

おはようございます
※朝の管制官との交信の最初に用いられる挨拶

GOOD AFTERNOON

こんにちは
※昼間の管制官との交信の最初に用いられる挨拶

GOOD DAY

直訳すると、いい日を、になりますが、(別れの挨拶で使われる)
※昼間の管制官との交信の最後に用いられる挨拶

GOOD NIGHT

おやすみなさい(別れの挨拶で使われる)
※夜間の管制官との交信の最後に用いられる挨拶

GP HOLDLINE

グライドスロープの電波の乱れを防止するために
滑走路の入口に設置された停止位置標識

GUST

突風

H24

24時間運用

HAND OFF

管制移管

HAVE A NICE FLIGHT

よいフライトを

HEADING

機首方位

HIGHER

より高い
※Request higher 280,
280より高い高度をリクエストします。

HIGH STATION

着陸進入時における、無線標識(VOR/NDBなど)の通過
※REPORT HIGH STATION
無線標識の通過を報告してください。

HOLD FOR 〜

〜(理由)のため待機してください

HOLD ON 〜

〜(地点)で待機してください

HOLD OVER 〜

〜の上空で待機してください

HOLD SHORT OF 〜

〜の手前で待機してください

HOW DO YOU READ

感明度は、どうですか?

ICAO

国際民間航空機関

IDENT

トランスポンダーをIDENTにセットしてください
SQUAWK IDENTも同じ意味

INCREASE SPEED TO 〜

〜までスピードを上げてください

IAS

INDICATED AIR SPEEDの略
計器の誤差を補正した対気速度

I SAY AGAIN

繰り返します

ILS (ILS APPROACH)

INSTRUMENT LANDING SYSTEMの略
滑走路からの距離を教えるマーカービーコン
滑走路から近い順に、インナーマーカー(IM)、
ミドルマーカー(MM)・アウターマーカー(OM)
と滑走路の中心を示すローカライザーと呼ばれる電波、
滑走路への進入角度を示すグライドスロープの3つから構成され、
これらを使って、滑走路へ進入する方式をILSアプローチと呼びます。

ILSは、カテゴリーに分かれていて、
それぞれ着陸条件(視程)・パイロットの資格所持・
機上の設備等により使用条件があります。
下にいくほど、条件が悪くても使用でき、
CAT III cては、完全無視界でも着陸が可能。

CAT I(カテゴリーワン・キャットワン)
DH(決心高・・・着陸するかどうか判断する高度)
が200ftでRVRが550m以上か視程が800m以上の場合。

CAT II(カテゴリーツー・キャットツー)
DH(決心高・・・着陸するかどうか判断する高度)
が100〜200ftでRVRが350m以上の場合。

CAT III a(カテゴリースリーエー・キャットスリーエー)
DH(決心高・・・着陸するかどうか判断する高度)
が100ft未満でRVRが200m以上の場合。


CAT III b(カテゴリースリービー・キャットスリービー)

DH(決心高・・・着陸するかどうか判断する高度)
が50ft未満でRVRが50m以上200m未満の場合。


CAT III c(カテゴリースリーシー・キャットスリーシー)

DH(決心高・・・着陸するかどうか判断する高度)は、設けず、
完全無視界でもOK。

IM

インナーマーカー
ILS (ILS APPROACH)参照

INBOUND

着陸機

INITIALLY

最初は

IN PROGRESS

進行中

INTERSECTION DEPARTURE

滑走路の全体を使わずに、途中か、誘導路との交差点などから
滑走を始める離陸方式。交信では「インターセクション」だけで
「ディパーチャー」が省略される場合もります。

INTERCEPT

受信する

INTERCEPT LOCALIZER

ローカライザーの電波を受信する

INTERCEPTION

途中から飛行コースに乗る

JST

日本標準時(JAPAN STANDARD TIMEの略)

LEAVING

離れる

LEFT BREAK

左に針路を変えてください

LINE UP AND WAIT

〜の中に入って待機してください

LOCALIZER

ローカライザー
ILSの構成部分の一つで、滑走路からの方位を提供する電波
ILS (ILS APPROACH)参照

LOOKING OUT

捜索中です

LOUD AND CLEAR

感明度良好です

MAG

磁方位

MAINTAIN

維持する

MAINTAIN (数字) KNOTS

(数字)ノットを維持してください

MAINTAIN PRESENT SPEED

現在の速度を維持してください

MAY DAY

緊急事態発生

MEA

IFR機のための最低高度

MET

航空気象

MISSED APPROACH

進入復行

MM

ミドルマーカー
LS (ILS APPROACH)参照

MONITOR

聴取してください

NEGATIVE

違います

NEGATIVE CONTACT

視認できません

NDB

無指向性無線標識

No.○(ナンバー+数字)

○番目になります。(離着陸の順番で用いられる)

NOTAM

飛行情報(ノータム)

OBSERVE

観測する

OM

アウターマーカー
LS (ILS APPROACH)参照

ON YOUR FREQUENCY

こんにちは、に相当
※管制官との最初の交信時に使われる挨拶
WITH YOUと同じ。

OUT

当方の送信は終わりました、返答はいりません。

OUTER MARKER(OM)

アウターマーカー
ILSの構成部分の一つで、滑走路からの定められた距離を
提供するマーカービーコン

OVER

どうぞ

OVER RUN

滑走路内で停止できずに越えてしまうこと。

PAN-PAN

緊急事態発生

PAPI

着陸機に、滑走路への進入角度を示す。精密進入角指示灯
VASISより精度が高い
見方
白白白白(高すぎ)白白白(少し高い)白白赤赤(適正)
赤赤赤(少し低い)赤赤赤赤(低すぎ)

PAR APPROACH

GCA APPROACHと同じ。
詳しくはGCA APPROACHを参照してください。

PCA

特別管制空域
POSITIVE CONTROL AREAの略

PIC

責任機長
複数の機長が乗務する時でも、
フライトの安全責任を担う機長が1人選ばれる。
PILOT IN COMMANDの略

PIREP

機長報告

PNF

PILOT NOT FLYINGの略
操縦業務以外を担当するパイロット。

POSITION

位置

POSITION REPORT

位置通報

PROCEED DIRECT TO 〜

〜へ直行してください

PRESSURE RISING RAPIDLY
PRESSURE FALLING RAPIDLY

※観測時より30分前に1hpa以上の変化があった場合使われる。
気圧が急激に
上昇している
気圧が急激に
下降している

PROCEED VIA 〜

〜経由で直行してください

PROHIBITED AREA

飛行禁止区域

PUSH BACK

飛行機を駐機場からトーイングカーで押し出すこと

PUSH BACK APPROVED

プッシュバックを許可します

QNH

無線の交信では、アルチメーターと言う場合もあります。
hp(ヘクトパスカル)とinch(インチ)で表す。。
気圧高度計の修正値。

※気圧高度計の修正値をきちっとセットしておかないと、
地上で0を指さない等、正確な高度が得られません。

RA

TCAS(航空機衝突防止装置)による回避指示

RADER CONTACT

レーダー誘導を開始します

RADER SERVICE TERMINATED

レーダーサービスを終了します

RADER VECTOR

レーダー誘導

RADIAL

VOR・VORTAC・TACANなどを中心とした放射方位。
3桁の数字で表し「度」をつけないことでBEARINGと区別。

RAG

リモート空港対空通信施設

READ BACK

復唱してください

REACHING

到達する

READY FOR DEPARTURE

離陸準備完了

READY TO START

出発準備完了

REDUCE SPEED TO 〜

〜まで減速してください

REPORT

通報してください

REPORT OVER (位置通報点)

(位置通報点)上空で通報してください

REPORT LEAVING (高度)

(高度)を離脱したら知らせてください

REPORT REACHING (高度)

(高度)に到達したら知らせてください

REPORT SPEED

速度を知らせてください

REQUEST

要求します

REQUEST FURTHER DESCEND

さらに降下を要求します

REST OF ROUTE UNCHANGED

以降のルートは変更ありません

REST OF RESTRICTION CANCELED

以降の制限は、取り消し

RESTRICTION

制限

CANCELED RESTRICTION

制限を解除します

RADIAL

VORまたはTACANからの放射磁方位

REMARKABLE RAINFALL INTENSITY

激しく強い雨(ATISでよく使われる)

RESUME OWN NAVIGATION

自機の航法で

RESUME NORMAL SPEED

通常のスピードで

REVISED CLEARANCE

管制承認を変更します

RIGHT BREAK

右に針路を変えてください

RISING RAPIDLY

急上昇(ATISなどでよく使われます)
対) FALLING RAPIDLY・・・急下降

ROGER

了解

RUNWAY

滑走路

RVR 

RUNWAY VISUAL RANGE の略
滑走路視距離

RWY

滑走路(RUNWAY)

SAY AGAIN

もう一度送信してください

SAY ALTITUDE

高度を知らせてください

SEVERE TURBULENCE

高度や姿勢が急に大きく変化するような乱気流

SHORT APPROACH

トラフィックパターンでファイナルアプローチを短くなるように
経路を短縮して飛行すること。

SID(シッド)

標準計器出発方式
STANDARD INSTRUMENT DEPARTUREの略
飛行機の出発方面に応じて設定されている航空路までのルート。

SIGMET(シグメット)

悪天候気象情報

SPEAK SLOWER

ゆっくり送信してください

SPOT

駐機場

SQUAWK

トランスポンダーのスコークナンバー
管制のレーダーモニター画面に機体を映すのに必要

STATIONARY

停滞している(ATISなどで雲の動きなどでよく使われます)

STATION CALLING (局名)

(局名) お呼びの局

STAND BY

スタンバイ(待機)

STAR(スター)

標準到着経路
STANDARD TERMINAL ARRIIVAL ROUTEの略

TACAN

方位と距離を連続して送信できる援助施設

TAXING

地上走行

TCAS

航空機衝突防止装置

TAXI INTO POSITION AND HOLD 〜
2006年10月26日より
LINE UP AND WAIT

〜の中に入って待機してください

TAXI TO 〜

〜まで地上走行してください

TAXI VIA 〜

〜経由で地上走行してください

TAXI WAY

誘導路

TERMINAL AREA

空港管制の行われる空域

TOUCH DOWN

接地

TRAFFIC

交通量

TRAFFIC XX O’CLOCK ○○ MILES

他機が、XX時方向、○○マイルに

TRAFFIC XX MILES ON FINAL

進入機は、最終進入 XXマイル地点です

TRAFFIC IN SIGHT

他機を視認しました

TRAFFIC ON SHORT FINAL

進入機がまもなく着陸します

TRAFFIC PATTERN

空港の場周経路
詳細は、ココをクリック

TRANSMISSION

送信

TURBULENCE

乱気流
強い順に EXTREME/SEVERE/MODERATE/LIGHT

TURN RIGHT(LEFT) HEADING (数字)

(左)旋回して、機首方位(数字)へ飛行してください

UNABLE

出来ません

UNTIL 〜

〜まで

UTC

COORDINATED UNIVERSAL TIMEの略
世界標準時

VASIS

着陸機に、滑走路への進入角度を示す。精密進入角指示灯
PAPIより精度が低い

VERIFY

確認してください

VIFNO (時間)

管制承認失効時刻は、(時間)です。
CLEARANCE VOID IF NOT OFF THE GROUND BY (時間)の略

VISUAL APPROACH

目視での着陸方式

VMC

VISUAL METEOROLOGICAL CONDITIONSの略
有視界気象状態

VOLMET

ボルメット放送(ATISのHF版)
詳細は、ココをクリック

VOR

機上で飛行方向を示すための電波を発射している無線標識
VORDMEになると、無線標識からの距離もわかるようになります

VOR/DME APPROCH

VORとDMEを使って方位と距離を知り、
滑走路に進入する方式。
ILSとの違いは、高度のデータが得られないため
パイロットが自分で判断する必要があります。

WEATHER

天気

WE HAVE DEPARTURE

出発機があります

WAKE TURBULENCE

後方乱気流

WITH YOU

こんにちは、に相当
※管制官との最初の交信時に使われる挨拶
ON YOUR FREQUENCYと同じ。

WILCO

了解

WIND SHEAR

水平・垂直方向の短距離における風向・風速の急激な変化

WORDS TWICE

二度ずつ送って下さい

二度ずつ送ります

ZULU(ZEBRA) TIME

世界標準時

 


http://asukadjj.fc2web.com/tower2.html

TWR(タワー)



TWRの交信に出る、用語

APPROACH CLEARANCE

進入許可

APPROACHING 〜

〜に接近中

BASE TURN

上のトラフィックパターンで言うと、
ダウンウインドレグからベースレグに入る旋回
ターニングベース
また、
ベースレグからファイナルアプローチに
入る旋回をファイナルターンと言います。
ターニングファイナル
*REPORT COMPLETED BASE TURN.
ダウンウインド(レグ)からベース(レグ)への旋回が
終了したらお知らせ下さい。

CAUTION WAKE TURBULENCE DEPERTING (機種名)

出発する(機種名)の後方乱気流に注意してください

CONTACT DEPERTURE ON (周波数が入る)

ディパーチャーと(周波数)で交信してください

CONTACT GROUND ON (周波数が入る)

グランドと(周波数)で交信してください

CONTINUE APPROACH

進入を続けてください

CLEARED FOR TAKE OFF

離陸支障なし(離陸を許可します)

CLEARED FOR IMMEDIATELY TAKE OFF

ただちに離陸してください

CLEARED TO LAND

着陸支障なし(着陸を許可します)

CROSS RUNWAY(滑走路番号)

滑走路(番号)を横断してください

ESTABLISHED

高度または針路を確立した状態。
例)
Maintain 2000 established on the final approach course.
最終進入コースに乗るまで2000フィートを維持してください。

EXPEDITE TAXIING

地上滑走を急いでください。

EXPEDITE TAXIING OFF THE RUNWAY

急いで滑走路をあけてください

GO ARROUND

着陸復行

HIGH STATION

着陸進入時における、無線標識(VOR/NDBなど)の通過
※REPORT HIGH STATION
無線標識の通過を報告してください。

HOLD SHORT OF 〜

〜の手前で待機してください

ILS APPROACH(アイエルエス・アプローチ)

着陸の方式の一つ。

3つのマーカービーコン(無線標識)
アウターマーカー・ミドルマーカー・インナーマーカー
を使い、滑走からの距離を飛行機の計器上で、知らせる。
通過時、ランプの点滅と音で知らせる。

グライドスロープ(滑走路への進入角度)を示す電波
この電波(グライドパス)に従って降下する
機上で、グライドパスに対して、上下のズレを計器に表示

ローカライザー(滑走路の中心)を示す電波
機上で、滑走路に対して、左右のズレを計器上に表示

着陸方式は、ILSの他にもVISUAL・ADF・GCA(PAR)・VORDME・VOR
などがあります。
ご覧ください。

INBOUND

着陸機

INTERSECTION TAKE OFF APPROVED
INTERSECTION DEPERTURE APPROVED

滑走路の途中からの離陸(出発)を許可します。
※滑走路の端まで行かずに、途中から滑走路に入り離陸することの許可。

 

 

No.○(ナンバー+数字)

○番目になります。(離着陸の順番で用いられる)

OUTERMARKER

ILSのマーカービーコンの一つ。
一番滑走路から遠い所にある無線標識
交信では、アウターマーカーと言わずに、RK(ロミオキロ)等、
無線符号で言われることも多い。
ちなみに
アウターマーカーからは、モールス信号が発信されており(受信可能)、
上記例でのRK(ロミオキロ)は、RKのモールス信号を発信しています。

VORもモールス信号が発信されており(受信可能)、同じくアルファベットの
モールス信号を発信しています。

READY FOR DEPERTURE

離陸準備完了

REPORT OUTERMARKER

アウターマーカーでお知らせ下さい

RUNWAY IS CLEAR

CLEARED FOR TAKE OFF
CLEARED TO LAND
と同じ意味(離着陸の許可)としても使われます。

TAKE-OFF IMMEDIATELY OR TAXI OFF THE RUNWAY

ただちに離陸するか、または滑走路をあけてください。

TAXI WAY

誘導路

TAXI INTO POSITION AND HOLD 〜
2006年10月26日より
(Runway XX) LINE UP AND WAIT

(滑走路XX) の中に入って待機してください

TRAFFIC ON SHORT FINAL

進入機がまもなく着陸します

TURN (LEFT or RIGHT)〜

〜を(左 または 右)に曲がってください

WIND XXX DEGREES AT ○○ KNOTS

KNOTSは、省略される場合あり。

風は、XXX方向から○○ノットで吹いています。

風向が不規則な場合、
WIND XXX DEGREESが、
WIND DIRECTION VARIABLE(バリアブル)
になります

最大風速、最小風速は、
MAXIMUM(マキシマム)○○ KNOTS
MINIMUM(ミニマム)○○ KNOTS
で表す。

突風は、GUST(ガスト) ○○ KNOTS
で表します。

風がほとんどない静かな場合、WIND CALM
(ウインド カーム)
で表します。

WE HAVE APPROACH CLEARANCE

進入許可をもらってます

WE HAVE DEPERTURE

出発機があります

交 信 例(出 発 機)

エアーニッポン713便

Kansai tower Ank air713 with you.

関西タワー、エアーニッポン713便です、こんにちは。

TWR管制官

Ank air713 hold short of runway 06.

エアーニッポン713便、滑走路06手前で待機してください

エアーニッポン713便

Hold short of runway 06 Ank air713.

滑走路06手前で待機、了解

TWR管制官

Ank air713 taxi into position and hold runway 06.

エアーニッポン713便、滑走路06に入って待機してください

エアーニッポン713便

Taxi into position and hold runway 06 Ank air713.

滑走路06に入って待機、了解

TWR管制官

Ank air713 wind 340 at 8 ,cleared for take off runway 06.

エアーニッポン713便、風は、340度方向から8ノット吹いています
滑走路06からの離陸を許可します

エアーニッポン713便

Cleared for take off runway 06 Ank air713.

滑走路06からの離陸支障なし、了解

TWR管制官

Ank air713 contact deperture on 120.65.

エアーニッポン713便、120.65MHzでディパーチャーと交信してください


エアーニッポン713便

120.65 Ank air713 ,good day.

ディパーチャーと120.65MHzで交信、了解、さようなら

TWR管制官

Good day.

さようなら

交 信 例(着 陸 機)

ニュージーランド航空97便

Kansai tower Newzealand97 approaching outermarker.

関西タワー、ニュージーランド航空97便です、アウターマーカーへ接近中

outer markerを使わずに
RK(ロミオキロ)など無線標識名を使う場合もあります。

TWR管制官

Newzealand97 report outermarker.

ニュージーランド航空97便、アウターマーカーでお知らせ下さい

ニュージーランド航空97便

Report outermarker Newzealand97.

アウターマーカーで報告、了解

REPORTを使わずに、CHECK(チェック)を使う場合もありますが
意味は同じ。

TWR管制官

Newzealand97 wind 340 at 7knots clear to land runway 06.

ニュージーランド航空97便、風は340度方向から7ノット吹いています
滑走路06への着陸を許可します

ニュージーランド航空97便

Clear to land runway 06 Newzealand97.

滑走路06への着陸支障なし、了解

TWR管制官

Newzealand97 turn left Romio Two , contact ground 121.6.

ニュージーランド航空97便、
R2(ロミオツー)を左に曲がって、グランドと121.6MHzで交信してください。
R2(ロミオツー)とは、誘導路(滑走路へ出入りする道)
の名前で、空港の平面図などを入手すればわかります。
ここでは、関西国際空港の誘導路”R2”のことです。

ニュージーランド航空97便

Turn left Romio Two , contact ground Newzealand97.

R2(ロミオツー)を左折、グランドと交信、了解

 

 

TCA の利用

日本の航空交通管制の特徴の一つである「Terminal Contorol Area」の略です。

大きな空港の周りを有視界飛行によってフライトする航空機に対するレーダー支援サービスとでもいいましょうか。米国でも同じようなレーダー支援サー ビスが存在しますが、日本の様に決められた空域では必ずサービスを受けながらでないと飛行してはいけません的な決まりはありません。

なので、米国で初頭訓練を受けた筆者のような場合は、TCAの使い方(無線連絡の方法や習慣)には習熟していないのです。 なので成田・羽田・関空 の様な大きな飛行場の管制区は元より、これら空港の周りに描かれているTCAというエリアには、我々自家用航空機がフラフラと入ってはいけないのだと勝手 に決め付けておりました。

しかし、この狭い日本の空。 レジャーでも飛んでいればいずれはTCA空域にも入る機会は出てくるんですね。 という事で、今回は久し振りの更新になりますが、実際TCAを飛んだ内容をかいつまんで紹介します。

今回利用したのは浜松空港(自衛隊)とセントレア空港(中部国際空港)のTCAでした。 御殿場方面から名古屋空港へのフライトの際の例です。

先ずは浜松の東25マイル付近で浜松TCAを呼び出します。
自分 : 「Hamamatsu TCA JA****」
TCA : 「JA**** Hamamatsu Rader, Go Ahead」
自分 : 「JA**** 25 Mile East at 2500 Feet, VFR for Nagoya, Request TCA Advisory」
TCA : 「JA**** Hamamatsu Rader, QNH2992, Squark **** and Ident」
自分 : 「JA**** Squark **** Ident」

ここで指示されたコードをトランスポンダにセットしてIdentボタンを押す。そして相手から呼び出されるまで待ちます。
お気づきかと思いますが、こちらから浜松TCAと呼び出しているのに、相手は浜松レーダーと言ってきました。 まぁ、どちらも同じでうすから問題ありません。 素直に Hamamatsu Rader と呼んであげましょう。(笑)

TCA : 「JA**** Hamamatsu Rader, Rader Contact, you are 23 miles east from airport, maintain VMC, 管制圏に入りますか?(なぜかここだけ日本語)」
自分 : 「JA**** Maintain out of control zone」
TCA : 「JA**** Hamamatsu Rader, proceed until further advice」

まぁ、通常どこぞに別機体がなければ、ずっと黙ったままで何も話す事はありません。 ときおり、、
TCA : 「JA**** Hamamatsu Rader, Trafic 9 o'clock at 1500 feet, east bound Helicopter」
 *指示された機体を目視できたら。
   自分 : 「Trafic Insight, JA****」
 *指示された機体を目視できなかったら。
   自分 : 「Now looking out, JA****」

浜松空域から名古屋へ向かう途中に山があり、この山辺りで浜松レーダーの死角に入る為に、山を越えた辺りで浜松TCAから。
TCA : 「JA**** Hamamatsu Rader, you are out of Rader Range, Terminate Rader service, Squark VFR, Frequency change aprroved」
自分 : 「JA**** Squark VFR, Leave your Frequency, Good Day!」

これで浜松TCAのレーダーサービスが解除され、無線も別の周波数にする事ができる様になります。
注意:(自分の発信の際に「JA****」と書きましたが、2回目以降は「****」と「JA」を省略するのが標準です。例文の中では分かりやすくする為にJAを付けてあります。)


この日のコースでは、幸運な事?に浜松TCAの直ぐ隣りにセントレアTCAがありました。(^^;
「Good Day!」と挨拶したまでは良かったのですが、続けてセントレアTCAにコンタクトです。 あ〜忙しい。

セントレアTCAは北側と南側で周波数が違います。 ちょうどセントレア空港の真東からのコンタクトになりますが、今回は名古屋へのアプローチをするので北側の周波数にセットして呼び出しを行います。

自分 : 「Centerair TCA JA****」
TCA : 「JA**** Centrair TCA Go Ahead!」
自分 : 「JA**** 30 mile east 2500 feet, VFR for Nagoya via Manabe Ground, Request TCA Advisory」
TCA : 「JA**** Centrair TCA squark **** and Ident」
自分 : 「JA**** squark **** Ident」
ここで相手がレーダー上で自分を確認するまで暫く待つ事になります。
TCA : 「JA**** rader contact, maintain VMC until further advice」
自分 : 「Maintain VMC JA****」

これで無事にTCAがレーダーで自分を確認してくれました。 後は、トラフィック情報などが無い限り呼び出されることはありません。
ところが、今回は名古屋へアプローチしているJALのボーング737とヘッドオン状態になった様子です。

TCA : 「JA**** Centrair TCA Trafic 5mile 12 O'clock at 2500 feet, Japan Air 737, ファイナルアプローチ中です。もう少し高度を下げる事はできますか?」
と、何故か最後だけ日本語、、これは?、結構ヤバイ状態なんだと直ぐに認識。

自分 : 「JA**** 2000 フィート以下を維持します」
相手が日本語で来たのでこちらも日本語で応戦!(笑)
高度で500フィート以上のセパレーションがあれば大丈夫だろうと判断した。

が、少しして、、
TCA : 「JA**** Centrair TCA, Trafic 3 mile 12 O'clock, Japan Air 737」
必死になって正面3マイルに居るハズの白い737を探す。。。。あ、見つけた!!!
自分の真上に居た・・・・(滝汗)

737を真上に見ながら。
自分 : 「Trafic Insight, JA****」

おいおい、、もう少し早く言ってくれなくっちゃ、、

真鍋運動場が見えて来た。そろそろ上空だな・・・。
自分 : 「JA**** Over Manabe Ground, Request Cancel TCA Advisory for Contacting Nagoya Tower」
TCA : 「JA**** Centrair TCA Frequency change aprroved Good day」
自分 : 「JA**** Leave your frequency Good day!」

これまだが今回のTCAとのコンタクト、レーダーサービスの受け方の全てです。

この後、直ぐに名古屋タワーの周波数にてコンタクト、クリアランスをもらって無事?に名古屋空港へ着陸しました。

航空機からのラジオコミュニケーションは結構面白いですね。 聴きなれるまでは大変な思いをしますが、安全の為にも、慣れる為にも、積極的にレーダーサービス、フライトサービス、タワー、RDO局との交信にトライしましょう。
英語でやるとカッコイイし、シンプルな交信内容になるので良いのですが、あれ?とか分からなかった(涙)とか、英語でのコミュニケーションが成立しなかっ たら恥ずかしがらずに日本語で話しましょう。 どうしても英語でと強い意志をお持ちでしたら 「 Say Again Please!」と言う勇気も必要です。
お互いの「意思疎通」が目的の無線通信ですからね。。おしまい。

 洋上管制での交信

洋上管制で用いられる用語

Position ○○ at 1234 ○○という地点に12:34(UTC)に到達しました。
estimate □□ 1345 □□への到達予想時刻は 13:45(UTC)です。 管制官はこの到達予想時刻を元に管制します。
fuel remaining 123.7 燃料の残りは 123.7 x1000 ポンドです。
deviation 4 miles west of coase 航空路から4マイル西へ逸れて飛行する。
普通は request 〜 で「〜を要求する」という風に使用されます。
report reaching
report back on coase
(高度に)到達時に連絡せよ
航空路に戻ったら連絡せよ

実際の交信例

飛行機:Tokyo(Radio), JapanAir 173 position, on 46(*1). 東京(レディオ)、日本航空173便です。位置を連絡します。"4666KHz"で呼んでいます。
(*1) 通信官は複数の周波数を聞いているために、周波数の上二桁を言うことが多い
管制官:JapanAir 173, go ahead! 日本航空173便、どうぞ!
飛行機:JapanAir 173, position TAXON at 1230, flight level 410, estimate ASEDA, at 1320, following MONPI.
remaning 120, minus 35, 280 diagonal 50. Request SelCall(*2), "echo oscar alpha charlie", Over!
(こちらは)日本航空173便です。TAXONを12:30UTC(21:30JST)に通過しました、高度は41,000フィート。 ASEDAの通過予定は13:20UTC、その次はMONPIです。 残存燃料は12万ポンド、外気温-35度、風は280度から50ノット。 セルコールのテストをお願いします、E・O・A・Cです。 以上です、どうぞ!
(*2) 短波は雑音が多くパイロットが聞き続けるのには負担が大きいので、補助的に一種のポケベル機能が付いている
管制官:JapanAir 173, Tokyo roger. SelCall E・O・A・C. "ブーポー(*3)" 日本航空173便、了解しました。セルコールE・O・A・Cですね、チェックします。
(*3)セルコールの呼び出し音。この音に中毒症状があり、HFにはまる一つの要因になっています
飛行機:JapanAir 173, SelCall OK, Thank you. 日本航空173便です、セルコールチェックは完了しました。ありがとう!

位置通報さえ聞き取れれば、洋上管制の7割は理解できます。
それでは、遙か彼方の飛行機に思いをはせましょう(笑)