航空無線(エアバンド)のページ
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 はじめに
航空無線に関して、いろいろ情報を載せておきます。
基本的には、単に旅客機の音声交信を聞いて楽しむという普通のエアバンドリスニングと
ACARSのように自機の位置をリスニングすること
自分で操縦する時の無線についても記載します。

 基礎知識

交信を聞いて何が楽しいかと思われるかもしれませんが、
ATC(Air Traffic Control、航空管制)を聞いていると飛行機の動きが手に取るようにわかります。
臨場感がありなかなか面白いものです。

ジェット旅客機の飛行機側からの交信はかなり広範囲で受信できます。
高度が1万メートルくらいあるのですから当然ですね。しかし地上局側は近くでないと聞けませんが、それでも10km程度は十分聞けるはずです。場所やアンテナなどの条件を整えればもっと遠くでも問題なく聞けると思います。

航空機側で地上の無線(ATISなど)を聞く場合も相当遠くでも聞こえます。
1000フィートや2000フィート程度の高度でも、かなり遠くの交信を聞くことが出来ます。
高い高度、専用通信機、専用アンテナがそろっていますから当たり前ですね。
ただし、ジェネラルアビエーションの古い飛行機やヘリでは、音質は今ひとつです。
帯域がもともと狭いので仕方ありませんが、良いヘッドセットだとすこしはマシになります。
(とくにアクティブノイズリダクション付き)

 エアバンド周波数について

周波数帯        :VHFとUHF(いわゆるジェネラルアビエーションはすべてVHF帯,他にHFもありますが、
              一般的ではありません)
エアバンド視聴周波数:118-135.975MHzを使用
              108-117.975MHzまではVORなどの無線標識が使用
              138-142MHzは軍用機用
              225-400MHz
              118-141, 225-370実際によく使われるのはこの付近
              陸自のLow VHFが30-70MHz FM
              
自衛隊や米軍の連絡波が150MHz台 FM
              
空自は390MHz前後 FM
変調
           :AM変調
              HFを受信する場合、USBモード
周波数ステップ    :25kHzステップ,海外は8.33kHzステップ
              連絡波を受信する際には10KHzステップ

日本上空管制と洋上管制(海外)では周波数帯および変調モードが異なります

日本上空管制は上述の通りですが
洋上管制ではHF帯(日本近辺2932〜17904kHz)でUSBモードとなります

音声波とデータ通信波があります

エアバンドは航空機の動き駐機場誘導路滑走路(離陸)航空路(飛行中)滑走路(着陸)誘導路駐機場に応じて管制部署が変わっていきますのでおのずと使用周波数も替わります
管制部署にはそれぞれコールサインが付与され[空港名+管制部署(表記の場合は略語となります)を用いています

また、交信の中で、次の周波数へ移る指示が出るので、
順次周波数を合わせていけば、
空港から離陸、そして太平洋上に出るまでの航空機の様子が、
よくとらえることができます。

VOR(VHF Omnidirectional Range Wikipedia-VOR)というのはその無線標識までの方向を電波で発信している標識ですが、音声のモールス信号で自分のVORの識別記号をずっと送信しています。ILSも同様に音声での変調がかかっています。

ジェット旅客機もロビンソンR22もセスナ172もおなじ周波数、変調方式を使いますので、
やろうと思えば直接747とR22の間で話ができます。もちろん日本もアメリカも同じです。

空港や管制機関の周波数を知るためには、航空地図、航空無線ハンドブックなどの本をみるか、
後はインターネットで調べるかなどの方法があります。

エリア別管制部署
 エリア   管制部署   セントレアNGO/RJGG
周波数データ(MHz)
名古屋空港 NKM/RJNN
周波数データ(MHz)
 セントレア発着国際線時刻 
中部国際空港 離陸&着陸時刻表
小牧 
名古屋空港 離陸&着陸時刻表
 
 駐機場  CLRクリアランス  121.85  121.75 258.9 275.8
 誘導路  GNDグランド  121.8  121.7 275.8
 滑走路(離陸)  TWRタワー  118.85 126.2 289.9  118.7 122.7 305.7
 航空路までの飛行  DEPデパーチャー  120.0 225.2  セントレアDEP
121.225 227.2
日本上空近辺
AMモード
 東京ACC
東京コントロール各セクタ
( )は副波
 123.9     東海(125.6)
123.7 134.4  関東南A(134.15)
 125.7 134.4  三河(125.6)
120.5     関東西(134.15)
133.5     紀伊(124.95)
 セントレアAPP
119.175 121.05
228.4 284.6
 洋上管制(kHzでUSBモード )  
太平洋上空

北太平洋地区(NP) 東京FIR
 2932, 5628, 6655, 8951, 10048, 11330, 13273, 17904  中西部太平洋地区(CWP)東京    2998, 3455, 4666, 6532, 8903, 11384, 13300, 17904
 ソウル(CWP)  3004,6532,8903,10081,13300,
13303,17904
 中西部太平洋地区(CWP)那覇   4666, 6532, 8903, 11384, 13300 
 滑走路(着陸許可)  APPアプローチ  121.05  
離発着の指示  TWR  118.85 126.2 289.9  
 誘導路  GND  121.8  121.7 275.8
カンパニー      ANA系  ターミナル130.6 エンルート129.65
 JAL系 JO  ターミナル131.85 130.10
エンルート131.90 129.15 128.50
J-AIR:130.1
 外資系  130.2 130.55  JO:131.85
 地上業務  JAL
ANA
 372.45
 149.53
 
 空港の天気  ATIS  127.075  
 空港付近の
 小型機交信用
 TCA  119.25 121.175
318.0 321.2
 <-同じ
   GCA    119.9 239.3 270.8 335.6
 ACARS 日本国内にはおいては、
131.25MHz131.45MHz 電波型式:AM
 
 カンパニーラジオ(航空機が自社のデスパッチセンターと業務連絡を行う。日本語が主。AMモード)
 日本航空 ターミナル 131.90エンルート   ジャパンエア愛知
 131.85ターミナル  ジャパンエア名古屋
 全日空  130.60ターミナル  全日空中部
 エンルート:飛行中のパイロットと地上スタッフの間で行われる交信で、
飛行ルートの気象状況や到着地のハンドリング情報などをやりとりする。
ターミナル:出発準備中のパイロットと地上スタッフが、旅客や貨物情報のやりとりをする。   
 地上波業務無線(グランドホステスさんが空港内の連絡に使う業務無線。FMモード)
 日本航空  372.4  JALナゴヤRCセンター・JALナゴヤKI・JALナゴヤKD・JALナゴヤサテライト・JALナゴヤオペレーション・ドメスカーゴ・インターカーゴ・・・などのコールを聞くことができます
全日空  149.5  全日空常滑ローコン・キーマン
  各航空会社のスタッフが行っている無線交信を聞くことができます。搭乗開始時刻、貨物状況、スポットチェンジなど地上業務のあらゆる交信が行われていま す。最近はデジタル化が進んでいるようですが、幸いにもセントレアは名古屋空港と同様、アナグロでしたので普通のレシーバーで受信可能です。
  JO945(グアム便)の場合
 セントレア 小牧名古屋空港   
デパーチャー(出発) アプローチ(到着) 出発1(外来、移動、定期便)   出発2(通常訓練、MHIテストフライト)   到着1(外来、移動、定期便)  到着2(通常訓練、MHIテストフライト)  
クリアランス(121.85)

グランド(121.80)

タワー(118.85)

デパーチャー(120.00)

TOKYO CONTROL
三河セクター(125.70)

TOKYO CONTROL
紀伊セクター(133.50)

洋上管制
洋上管制

TOKYO CONTROL
紀伊セクター(133.50)

TOKYO CONTROL
三河セクター(125.70)

アプローチ(121.05)

タワー(118.85)

グランド(121.80)
 名古屋CLR/GND→名古屋TWR→セントレアDEP→東京コントロール
   名古屋CLR/GND→名古屋TWR→セントレアTCA→GCI  東京コントロール→セントレアAPP→名古屋GCA→名古屋TWR→名古屋GND GCI→セントレアTCA→名古屋TWR→名古屋GND
三菱小牧:122.4 345.0  

三菱重工試験飛行時の
コールサイン一覧

*アイラン機(固定翼機)
キャッスル0*(T-400)
キャッスル1*(LR-1)
キャッスル2*(F-2)
キャッスル4*(F-4/RF-4)
キャッスル5*(F-15)
*回転翼機コールサイン
カナリー**
 SH-60J/K
 UH-60J/JA
 MH-53E
*新造機
JULIET-QUEBEC(ジュリエット−ケベック)
JQ****
 (ex. シリアルが93-8552の
F-2だと、JQ8552)
         

CLR:クリアランスデリバリー
フライトプランの承認をする部署で飛行機が最初に交信する所です
日本には10箇所のみあります セントレア,名古屋飛行場にもあります
GND:グラウンドの略語
駐機場から滑走路までを管制します。
TWR:タワーの略語
航空機に対して、離発着の指示を与える。滑走路と、空港周辺の空を管制する部署です。
APP:
着陸する航空機に対して、航空路から滑走路まで誘導する
ATIS:Automatic Terminal Information Service ATIS - Wikipedia
航空機の発着に必要な最新の気象情報・空港の状況等の情報を流している放送です。いつも同じように放送しているので、空港での交信が受信できるかどうかの判断にも良いです。
洋上管制:
日本が管轄するセクションは大きく北太平洋(NP)と中西部太平洋(CWP)に分かれます。
また、那覇FIR(CWP)と東京FIR(NP・CWP)の二つの管制区がこれらのセクションを管制しています。
VHFでの通信と異なり、HFでの通信は電離層のコンディションに大きく左右されるために、 時刻・季節・太陽活動(黒点数)などによって使用される周波数が異なります。
使用される周波数の目安は以下の通りです
昼間 6〜12MHz帯(夏期はもう少し高い周波数)
夜間 2〜6MHz帯(夏期はもう少し高い周波数)

東京、那覇FIRで使用されている周波数です(kHz)。
変調方式をUSBにセット
北太平洋地区(NP)
Tokyo 2932, 5628, 6655, 8951, 10048, 11330, 13273, 17904
中西部太平洋地区(CWP)
Tokyo 2998, 3455, 4666, 6532, 8903, 11384, 13300, 17904
Naha 4666, 6532, 8903, 11384, 13300

ACC:Area Control Center or area control
航空交通管制部(那覇RORG、福岡RJDG、東京RJTG、札幌RJCGの4管制部) 航空交通管制部管制区管制所
東京ACC 三河 125.70Mhz 東京ACC 関東南A 123.70Mhz
東京ACC 紀伊 133.50Mhz 東京ACC 関東南B 125.90Mhz
東京ACC 東海 123.90Mhz 東京ACC 関東西 120.50Mhz

TCA:Terminal Contorol Area
日本の航空交通管制の特徴の一つ。大きな空港の周りを自家用航空機など有視界飛行によってフライトする航空機に対するレーダー支援サービス


他にも空港の周波数はいろいろなものがありますが、上記がメインになります。詳しくは、Wikipediaの下記の空港一覧を見てみてください。かなり詳しく載っているので参考になります。

ACARS:Aircraft Communications Addressing and Reporting System
航空機と地上局の間でデータをやり取りするシステム。機の位置情報、便名や機材の登録記号などが分かる

日本の空港 - Wikipedia




VOR : VOR - Wikipedia
無線標識ですが、常時電波を出しています。音声で自分の識別記号をモールス信号にて常時送信しています。受信できるかどうかの目安になるでしょう。ためしに聞いてみたら聞けるかどうか判断できます。

ACC


 
セントレア 離着陸ルート

船や飛行機は好き勝手に飛んでいるのでは無く、航路が存在します。
飛行機の離着陸は基本的には風に向かって行うのですが、小牧・セントレア共、南風が強いことは少なく、ほぼ南から
の着陸進入、北への離陸となります。 ここでは公表されている離着陸ルートと筆者の目撃証言によるルートを紹介し
ます。
昼間(6-23時)の基本的な、離着陸パターン。
ランウェイ36(磁方位で360度方向、よって真北では無い)を使用します
天候が良い時は、飛行機はビジュアルアプローチと言ってパイロットが目視でアプローチするのがセオリーなのです
が、実際は特に国際空港なら視界が良くても ILSアプローチをしています。
これは関空や成田でも同じです。ILSとはコックピットに、進入経路が右にずれているのか左にずれているのか、上下
のずれも表示され、しかも自動で正常進入位置を維持してくれると言うすごい物です。 しかし、その為に滑走路から遥
か遠方から合わせて行く必要が有り、何`も手前から直線的な進入ルートを取ることになります。
三重県鳥羽市上空から ILS進入が出来るようにアプローチしていきます。この際、アプローチの段階で、知多半島や松
阪市、鈴鹿サーキット上空なども飛びますが、陸地上空では3000フィート以上を飛ぶことに成っています。 離陸は、北
側に飛び、各方面に向かってターンしますが、現状名古屋市街上空にそのまま入って行く飛行機も多いです。陸上に
入る前に5000フィート以上に上昇していることが条件みたいです。

 アメリカ本土やヨーロッパ直行便などは、燃料を満載していて重い為、伊勢湾内でクルクル周って高度を稼ぎ、各方面に向かっているみたいです。
昼間の南風卓越時
北側から着陸進入して南へ離陸します。 伊丹ほど稀では無く、結構あります。 公表されている資料では、約20%程
度は北からの着陸とのこと。実際筆者も時々見ます。 上記で書いた様に、視界が良くても大体 ILSアプローチをする
のですが、蟹江、弥富上空が ILSローカライザ-キャプチャーポイントと思われます。その為、三重県桑名市や愛知県
津島、名古屋の中村区(名駅周辺も含めて)祖父江なども、その ILSスタートポイントへ向けてアプローチする低空飛行
の飛行機をたびたび目撃すると思います。高度は低いと3000フィート程度で来ますので、結構大きく見えます。




夜間(23:00以降)の通常飛行経路
南からアプローチしますが、知多半島の陸上部にかからないように、やや斜めに進入します。
出発便は、離陸後すぐにレフトターンし、伊勢湾内の海上で上昇を続け7000フィートに達するまでは陸上部に出ないこ
とになっています。


夜間の南風卓越時
この場合も、騒音を考え、アプローチ段階で陸上部は5000フィート以上、それ以降は伊勢湾内で海上で高度を下げて
いきます。昼間のように、津島や弥富上空には行きません。離陸は7000フィート以上まで海上で高度を稼いで、その後
 陸上部を飛ぶことに成っています。
 


 受信機について

さまざまな受信機が発売されています。こだわるのでなければとりあえずはどの無線機でも用は足せると思います。

とりあえずこれからエアバンドをはじめようということであれば、まずはインターネットで「エアバンド」あるいは「航空無線」で検索すればページがいっぱいヒットするはずですから、読んで情報収集してください。あるいは手っ取り早く下に紹介した「航空無線ハンドブック」のような入門書を読むのもいいでしょう。(なお、この本は入門書としては珠玉のできです。)

そのあとは無線機ですが、2万円程度で買えるハンディ機を買ってください。具体的にはスタンダード VR-150、アイコム IC-R5、ユピテル MVT-3400などです。これらはローエンド機になりますがエアバンドを聞くだけなら問題ないはずです。アンテナも付属のもので問題ないです。最初は高い機種はいらないと思います。

その後は周波数をインターネット等で調べてください。あとは聞くだけですが、基礎知識がないとどの周波数を聞いていいかわからないと思いますので、とりあえず情報収集をしてください。



また裏技的ですが、最近のアマチュア無線機も受信機の機能を持っていることが多く、そのような機種でも問題なく聞けるはずです。「広域帯レシーバー機能」などと書いてるものがあてはまります。感度はあまり期待できないと思いますが、とりあえず聞いてみるだけなら問題ないのではないかと思います。まあ、VHFエアバンドはアマチュア無線の144MHz帯と比較的近いのでマシかもしれません。

なお、受信機はハンディタイプのものは非常にバリエーションが豊かです。コンパクトなものから多機能なものまでたくさんそろっており、いろいろ選べます。明らかに現在のメインストリームといえるでしょう。

車載機(モービルタイプ)は現在は発売されていません。車載マウントが存在する固定機はありますが、DINサイズにすっきり収まる受信機はないようです。技術的な問題はないはずなので発売してもらいたいものです。ただし、上記のとおりアマチュア無線のトランシーバーでエアバンドを聞くことができることも多いので、そちらで聞いてくださいということでしょう。車載型の需要は少なくないと思うのできちんとした機種を発売したら売れると思います。(とりあえず私は買います)

固定機(要するに家で使う機械)もありますが、やや種類は少なめです。ただし高性能ながら価格が高くなります。そのため初心者向きではないでしょう。必要と感じたらその時に買えばよいと思います。



わたしはユピテルのMVT-3400を持っています。渡米(ヘリの訓練)直前によくわからないままに買いましたがとくに不満はありません。安い機種はだいたいテンキーがついていないのですが、このMVT-3400は実勢価格が2万円を切っているにも関わらずテンキーがついています。また電池が単3なので手にいれやすいです。


なお実際に飛行機やヘリの訓練のため渡米する時には、航空無線を聞くことができる受信機を持っていったほうがよいです。受信機がないとATIS(空港の情報無線)も聞けませんし、上空の情報もわかりませんので持って行くことを強く勧めます。耳を慣らすためにも必要です。まずは日本で買って日本の交信を聞いておいたほうが良いでしょう。実際にはこのような用途では受信機は何でもかまいません。

通販で買おうと思うなら、「ラジオライフ」とか「アクションバンド電波」などの雑誌に広告が出ているので選べます。インターネット通販も多いので選び放題です。




 受信機の紹介


[無線機メーカー]

「スタンダード」 http://www.standard-comm.co.jp/
VR-150やVR-5000などの機種を製造しています。VR-150とICOMのIC-R5はライバル関係にあるといえるでしょう。テンキーレス機ですが、操作性は問題ないらしいです。私は触ったことがないのでよく知りません。なお以前あったヤエスはここと合併しました。

「ICOM」 http://www.icom.co.jp/
いろいろな受信機を製造しています。もっともバリエーションが豊かです。たいていの受信機はそろう印象です。

「ユピテル工業」 http://www.yupiteru.co.jp/
私が持っているMVTシリーズの製造元です。ちなみにレーダー探知機の分野でもかなり有名です。
なお、伝統的にユピテルの受信機はエアバンドの感度が非常に良好です。感度が良すぎて混変調に弱い傾向はありますが、基本的にはよく聞こえます。ただし、MVT-3400(MVT-7300も一緒だと思いますが)液晶が見難いです。これはいろいろなページで書かれていたのですが、実際に視認性は非常に悪いです。

「AOR」 http://www.aorja.com/index-j.html
ここはやや高級機を扱っているような印象があります。初心者には高級すぎるような気もします。ただし、受信機としては定評があるようです。

「ICOM WorldWide」http://www.icom.co.jp/world/index.html
アイコムの英語サイトです。IC-A23などの送信可能なエアバンドトランシーバーなどの情報もあります。

「VertexStandard」http://www.vertexstandard.com/
スタンダードの英語サイトです。こちらも送信ができるトランシーバーの情報などがあります。

 初心者向け
ここからは具体的な受信機の紹介をしています。
アペックスラジオという楽天のネットショップへのリンクを張っていますが、
とくにこの店との関係はありません。実際に売っている店のページを見た
ほうがわかりやすいと思うのでリンクしています。
 少し高級なハンディ機です。


VR150 ハンディレシーバー
 
 
ICOM IC-R20広帯域ハンディレシーバー
 
ICOM IC-R5広帯域ハンディレシーバー
 
ALINCO DJ-X2000広帯域ハンディレシーバー
 
ユピテル MVT-3400 マルチバンドレシーバー
 
AOR AR8200MARK3広帯域受信機
 
ユピテル MVT-7300 マルチバンドレシーバー
 
モービル機です 
モービル機です。要するに車載型です。ただし、現在は車載型の(純粋な)受信機は発売されていません。そのため次に紹介するIC-208のような、”広帯域受信機能付き”のアマチュア無線機を代用すると便利でしょう。 もちろん免許を持っていない方は送信はしてはいけません。
 
アイコム IC-208デュアルバンドTRX (20W)(広帯域受信機能付)

 
 固定機です  少し特殊な固定機
この機種はPCとの連携を前提に設計されています。PCとはUSBにて接続され、操作はPCから行います。もちろん音もPCからでるようになっています。
 
スタンダード  VR-5000
 
ICOM IC-PCR2500
 
AOR AR8600 MARK2デスクトップ広帯域受信機
 
ICOM IC-PCR1500
 二次監視レーダーの受信機です。まさにミニレーダーのようなコンセプトの機械です 
 
Kinetic Avionic SBS-1 バーチャルレーダー (輸入状態)


 無線機(送信できるもの)について

これまでの話は受信機の話でしたが、もし送信も必要になったら(ただしそのような状況は非常に考えにくいです)送信もできるハンディタイプのトランシーバーもあります。実際には航空機に乗っているときは備え付けの無線機を使うのでわざわざ持ち込んだ無線機を使うことはまずないでしょう。
私の行ったスクール(念のためですが、アメリカのスクールです)にはIC-A22があり、ソロフライトの時に地上で待機しているインストラクターからたまに指示を受けていました。本来ならタワーの周波数に地上の人が割り込んではいけないのかもしれませんが、そのような細かいことは言われません。合理的な理由で通信をしているわけですから理不尽なことは言われないようです。

一応紹介しておきますとICOMのIC-A22、IC-A3、IC-A23、IC-A5、IC-A4、ヤエスのVXA-200、JRCのJHP-500、JHP-520などがあります。IC-A22、A23はVORの受信機能もついていますが、私の考えではGPSIII-pilotの方がよっぽど役にたつでしょう。
 
なお、日本では非常に手に入りにくいです。なぜなら、これらを悪用すると通信の妨害が簡単に出来るからです。ある店でIC-A22の値段を聞いてみたところ飛行機の免許を見せる必要があるといわれ、値段を聞いたら7万円でした。まあ、これはある程度仕方がないと思いますね。



 アンテナについて

ハンディタイプの受信機を買ったならアンテナが付属しているはずです。それなりの性能ですが、コンパクトであり空港の近くで聞くには何の問題もありません。ただし、もう少し遠くの交信を聞きたいということであれば、エアバンド専用のアンテナも出ています。
また広い周波数を受信したいということであればディスコーンアンテナという破れ傘のようなアンテナもあります。

部屋の中で付属のアンテナを使って聞くのと比べれば、屋外に長めのアンテナを設置して聞くのは雲泥の差があります。同じアンテナでも室外に出しただけでかなり違うと思います。

とりあえず簡単に試してみるのであれば、モービル(車)用のアンテナとマグネットで貼り付けるタイプの基台を買ってきてベランダにでも出してみるといいと思います。それだけでもかなり違うと思いますし、そのまま車に付けて移動することもできます。最初に買うアンテナとしては手軽であり便利でしょう。

必要性を感じてから高性能なアンテナを購入しても十分だと思います。はじめからいいアンテナは不要でしょう。



[アンテナメーカー]


「第一電波工業:ダイヤモンドアンテナ」 http://www.diamond-ant.jp/

各種アンテナを製造しています。ここのディスコーンD-130はエアバンドの定番アンテナです。
D777というエアバンド専用グランドプレーンアンテナもあります。


「コメット」 http://www.comet-ant.co.jp/index.html
ここも各種アンテナを製造しています。


 各アンテナの紹介をしてみます
どれもディスコーンアンテナですが、エアバンドだけしか聞かないのであれば 、エアバンド専用のGP(グランドプレーン)アンテナの方がよいかもしれません。ディスコーンは広帯域なのが特徴ですが大きくてジャマです
 
ダイヤモンド D-130 スーパーディスコーン
エアバンドを含む受信機の世界では、このD-130は
定番中の定番です。わたしも使用しています。

DS747PRO エアバンド専用ディスコーンアンテナ
747というネーミングが直球勝負ですね。なお、
ダイヤモンドのエアバンド専用GPアンテナは
D777といいます。
そのうちA380とかいう型番もでるか?本当に出し
そうだからこわいですが。
 
 
ダイヤモンド D-190 スーパーディスコーン
D-190はD-130に比べてだいぶコンパクトです
 
120/300MHz帯エアバンド受信用アンテナ 第一電波工業(株) D777
 
DS747PRO エアバンド専用ディスコーンアンテナ
747というネーミングが直球勝負ですね。なお、
ダイヤモンドのエアバンド専用GPアンテナは
D777といいます。
そのうちA380とかいう型番もでるか?本当に出し
そうだからこわいですが。
 


 コネクタについて
 コネクタの種類 
[BNCコネクタ]
比較的コンパクトです。ハンディタイプの無線機では
最多ではないかと思います。
(なお、写真はありませんが、BNCをねじタイプにした
物がTNCです。)

 
 [Mコネクタ]
固定機や、モービルアンテナなどの標準コネクタです。
BNCよりは大きいです。
 [SMAコネクタ]
非常にコンパクトです。写真では大きく見えますが、
実際にはかなり小さいです。

 [Nコネクタ]
大きいですが、低損失のコネクタです。
要するにやや高級なコネクタです。ハンディ機には無縁です。





 ショップリンク

いくつかショップをリンクしておきます。なお、私はここの関係者ではありませんので念のため。



「CQオーム」 http://www.cqcqde.com/

ただのお店です。しかし、説明がとてもわかりやすいので載せました。商品の説明がメーカーのカタログに書いてあることの転載ばかりでなく、実用的なアドバイスがしてあるので参考になります。エアバンドアンテナ専用のページもあり、、なかなかよいです。
受信というよりはアマチュア無線のことが中心にはなりますが、「アマチュア無線講座」は初心者向きでわかりやすいです。
値段も安いですね。お勧めのお店です。




「アペックスラジオ」 http://www.rakuten.co.jp/apexradio/


楽天市場に店を出しているショップです。
ネットショップですが、前述のSBS-1を販売していたり、通常の量販店とは違う感じですね。



 参考本

初心者向けに良くまとまっている本があるので紹介しておきます。
参考本 
 「イカロス ムック  航空無線ハンドブック2007」

 
イカロスの航空無線ハンドブックの2007年版です。
基本的には同じような内容です。やはり初心者の最初の1冊としてよくできていると思います。
ディスコーンアンテナの組み立て方は結構参考になりました。
「イカロス ムック  航空無線ハンドブック2005年版」

単行本: 144 p ; サイズ(cm): 26
出版社: イカロス出版 ; ISBN: 4871496066 ; 2005年版 巻 (2004/11)


この本は毎度おなじみのイカロス出版から出ている本です。完全にエアラインや自衛隊の交信を受信することにフォーカスを当てて書いてあるので、自分で飛行機を操縦するときの無線という意味では少しずれるかもしれません。ただし、巻末の通販の部分は無線機のカタログとしては便利ですし、交信の基礎が書いてあるのでまったく無駄というわけではないと思います。本屋で見てみて必要と思われるなら買ったらいいと思います。
 
 「イカロス ムック  航空無線ハンドブック2006」



下記の航空無線ハンドブックの2006年版です。当然ながら毎年改訂されて出ているものなので大きくは違いません。
ただし、2005年版にないものとして、アンテナのSWRグラフはすばらしいです。感度を客観的に評価するためにこれ以上の方法はなさそうです。また受信機の感度のグラフもわかりやすいです。
アンテナや無線機のカタログとしてもよいですし、巻末のエンルートチャート(航空地図)だけでも買う価値はあると思います。

航空無線を聞く人とPC愛好家は層が重なるせいかWEB上にいいページはいっぱいありますが、もしこれからエアバンドを聞こうかと思っている方には非常に良い本です。系統的な知識を得ることができると思うので、これからはじめるときにとりあえず買う本として珠玉のできです。
なおこれは2005年版と同じですが、自分で操縦するときの交信の勉強にはあまりならないと思います。
新・航空無線のすべて

 

これも初心者向けの解説本です。基本的なことが網羅されており、初心者向けによくまとまっています。
アンテナのSWRカーブの掲載は上記の航空無線ハンドブックのパクリですね。
なお、注目すべきはACARSの受信と、SBS-1の項はよくできています。所詮印刷物なのでインターネットよりは遅れていますが、新世代のエアバンドというべきACARSが掲載されているのはすばらしいですね。
 
 
「おもしろ無線受信ガイド Ver05」

単行本: 177ページ
出版社: 三才ブックス (2007/03)
ISBN-10: 486199070X
ISBN-13: 978-4861990700

 

この本はラジオライフの別冊です。エアバンドというよりは、無線の受信すべてを広く扱っています。エアバンドのことについても広く浅くですが書いてあるので参考になるでしょう。この本を一通り読めばラジオライフなどの雑誌をよんでもチンプンカンプンではなくなるかも知れません。
航空無線ハンドブックが非常に良い本なので、そちらと比較すると(航空無線に関しては)出来は一段落ちますが、それでも参考になります。

受信機フル活用テクニック―受信機を徹底的に使いこなすガイド

 

この本は名前の通り、受信機自体に重点を置いて解説してある本です。受信のやりかたなどといった内容はほとんどありません。各種ハンディ機の解説から、VR-5000対AR8600、IC-PCR2500の解説などいろいろあります。アンテナの取り付け方といった記事もあります。
これも良い本です。エアバンドを聞くといったことに関しては、直接の記述はありませんが、とても参考になるでしょう。特にこれから受信機を買おうと考えている人にとっては最適な参考書といえます。
エアバンドの初心者にとっては、この本だけでは意味がよくわからないかもしれません。他の解説書を一緒に購入することをお薦めします。 
 
「AIM-Japan」半年ごとに改訂
3500円程度

      

これは航空法規などの空での規則を集めた本です。広い意味ではマニュアルのような本です。ありとあらゆる分野が含まれていますが、主にIFR(計器飛行、要するに旅客機)がメインではあります。
そのような本をなぜここで紹介するかというと、ATCのみを記述した項がありエアバンドリスニングの参考書としてもなかなかよいからです。あまり読みやすい本ではありませんが、興味があるなら読んでみると参考になるでしょう。なお、規則の本ですので半年ごとに改定され厳密には最新版のみが有効です。(まああまりドラスティックに変わったりはしません。)
 



エアーバンドはどこまで聴けるのか?





自宅でワッチしてますと、カンパニーやACCとの交信でもたまに「VOR等の名称」で場所が確認できる場合も
ありますが、自宅でどこまで入感するかエリアの特定は難しい物です。
以下は、自宅で以前に調べた時のものをレポートします。

受信場所:大阪
アンテナ:D130(地上高7mくらい?計ったことありません。笑)
受信機:AOR AR5000+3
※ACARSで表示された位置の平均をとりました。(とんでもない場所は除外)
聴覚的に聴き取れても、信号が弱いと復調できない場合もありますので、
実際の所は、これよりもう少し遠くまで聴けそうな気もしますが。

結論から書きますと、およそ下図の赤線で囲んだエリア内になりました。

※飛行高度が高くないと遠方の受信は出来ないので、線で囲んだ場所のすべての
航空機が受信できるというわけではありません。(念のため 笑)
VHF帯の電波は、直進性が強く見通し距離にしか届きません。
しかし、条件が揃うと遠方でも受信は可能になります。(最大で400kmくらい)
逆に距離が近くても、山の向こう側に隠れてしまうと受信は出来ません。

また、受信場所が山などの遮蔽物に近ければ近いほど、
その方向側の見通し距離は短くなるため受信距離は短くなります。
(下図では、受信場所が左側に移動するごとに)

VHF帯のテレビ放送が、遠方で見れないのは、このためです。
航空機の場合、例えばFL330(1万メートル)を飛行中の場合、
この高さのアンテナから送信されるので遠方まで届きます。

http://minacchan.hp.infoseek.co.jp/air/airband.html



空港でひまつぶしができる『簡単エアバンド受信機』
(1998.1.27)

米国のエレクトロニクス誌”EDN”(1997年9月25日号)の『DESIGN IDEAS』に紹介
された回路です。

 受信機の心臓部は、シングル・チップのIC:NE605(フィリップス・セミコンダクターズ社)
を使用ています。

 このICは、理想的なシンプルAMラジオ回路で、500MHzまでの信号を処理できます。
IFの利得は80dbもあり、FM変換も可能です。

 但しこの回路では、FM用ではなく、108MHz〜135MHzのAM信号を取り出すように
なっています。

 空港での待ち時間を楽しくするシンプル・ラジオというふれ込みになっています。
 
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http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazuchan/airband.html

http://www.ne.jp/asahi/woodwork/hobby/


http://f46.aaa.livedoor.jp/~taxi/syumi/ACARS