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プロが伝授!
 ビールのおいしい
 飲み方講座

 夏本番も目の前。ビールが恋しい季節がやってきました。今月の「あしすと」は、プロがすすめるビールのおいしい飲み方や、最近のビール事情、歴史や健康、豆知識など、ビールの魅力をたっぷりお届けします。

夏といえば、ビール!
 「とりあえずビール!」「シュパッ!」勢いよくビールの栓を開ける音に、夏の到来を感じるころ。蒸し蒸しする夜に、ゴクッと、のどを鳴らして飲むビールの味は格別です。仲間とワイワイ楽しんだり、一人静かにジョッキを傾けたり、とりまくシーンは実にさまざま。合わせる料理も、和洋中、何でもマッチしてしまうビールは、みんなに最も広く親しまれているお酒といえるでしょう。

いろいろなビールが続々
 今までのビールに加えて、黒ビールや、最近ではカロリーを気にする人向けにダイエットビール、ハーブ入りのものなど、人々のし好やライフスタイルに合わせたビールが次々に登場しています。地ビールや季節限定ビール、外国のビールなど、味、色、香りにいたるまで、バラエティーに富んだビールを味わうことができるようになりました。また、ビールに似た飲み物として、発泡酒やノンアルコールビールも人気です。

ビールのおいしさ
 ビールのおいしさは、麦やホップなど原料のさまざまな味と香りの成分から作り出されています。 麦芽は大麦を製麦したものを使用しています。ホップは香りと苦味を出し、過剰なタンパク質を沈殿、分離させ、ビールを澄んだものにし、泡立ちをよくします。副原料の米やコーンスターチは、風味が適正になるように麦汁を調整しています。水は、日本の淡色ビールには、軟水が適しています。このような成分が、ビールのおいしさをつくっているのです。

家庭でおいしく飲むために
 家庭でおいしく楽しむにはどのような点に気を付ければよいのでしょうか?

1.日光や暑さは厳禁!
 温度が高い環境に長時間置いておくと苦味ばかりが強調され、うま味がなくなっていきます。光を避けて涼しいところに置きましょう。

2振動は避けて!
 ビールを揺らすと、溶け込んでいる炭酸ガスが気化しやすくなります。冷蔵庫のドアに置くと開閉の振動が伝わってしまいます。

3.グラスはキレイに
 おいしい泡はキレイなグラスから生まれます。油汚れや口紅、指紋などは残らないようによく洗い、洗剤はキレイにすすぎます。さらにフキンでふかずに自然乾燥させてくださいね。

4.冷やし過ぎないこと!
 冷やせば冷やすほどおいしいと思われがちですが、あまり冷やし過ぎると凍結し品質低下が早まります。飲みごろの温度は好みによっても異なりますが、夏は5〜8度、冬は10〜12度が目安です。

5.新鮮さが命!
 製造年月日が新しいほど鮮度がよく、シャープなキレ味が楽しめます。製造後から約半年は風味が保たれますが、おいしいビールを飲みたいのなら、3カ月をメドに飲みましょう。

ビールのおいしい注ぎ方!
 ビールのおいしさに、重要な役割を持つ泡。酸化や香りが抜けるのを防ぎ、逃げ出そうとする炭酸ガスを押さえるふたの役割があります。細かくてキレイな泡になっているかどうかが決め手。いつものビールがさらにおいしくなる注ぎ方【3度つぎ】をご紹介しましょう。
1回目
1.あらかじめ冷やしておいたグラスに、はじめはゆっくりと、途中から勢いよく泡を立てながら注ぎます。グラス上端より少し盛り上がったところでいったん止めます。

2.この時のグラスはほとんど泡でいっぱいですが、しばらくすると泡が収まります
2回目
3.泡が半分ぐらいになったら2度目を注ぎます。泡を持ち上げるようにしながら、グラスの上端より1センチぐらい盛り上がるまでゆっくりと


3回目
4.再び泡が半分になるまで待ちます。3度目は1.5センチほどまで盛り上げながら、そっと注ぎます。

5.ビールと泡の比率が7対3が目安。泡がきめ細かいクリーム状になればできあがり。



プロのこだわり
『泡までうまい!』基本に忠実に